つきがまあるくなるよるに の商品レビュー

大坪奈古(著者)

2024/09/29

見開きを大胆に使った細かい描き込みと、余白を「寂しさ」「悲しさ」の表現に活かしたページの対比もさることながら、胸にグッとくるセリフの数々。絶対的ファンタジーなのに「あ、これはあるかも…」なんて感じる『ぬいぐるみ達の慰安旅行』。私のお気に入りも、子どもたちのお気に入りも、きっと「つきがまあるくなるよる」には、パラダイスで息抜きしてるのかも！？

2009/10/04

読み始めはちょっともたついた感があるけれど、読み進めていくと！いろんな出店や乗り物にワクワクして、直後逢えなくなる二人。逢えないドキドキ感と間がうちの子にはいいかんじ。たまにドキドキの時間が長すぎて悲しくなりすぎて読めなくなってしまう本があるけれど、これはGood！
最近、背表紙の列車にピソカとメイティが乗っているのを発見。「今度は一緒だね」とホッとしてました。（２歳９ヶ月）