アウトリミット の商品レビュー
やすっぽい登場人物が…
やすっぽい登場人物が縦横無尽に駆け巡ります。ちょっとふざけすぎの感もありますが、面白かったです。読みやすいですし
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追跡中、犯人を誤って…
追跡中、犯人を誤って殺してしまったことから、井川刑事の中で何かが変化した!? 痛快なアクション小説です。
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エンターテイメント性…
エンターテイメント性の高く、読みやすい小説です。
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同僚を窃盗犯に射殺さ…
同僚を窃盗犯に射殺され、追跡中に犯人を誤って殺してしまった井川刑事。テンポも良くって、最後まで一気に読みました。
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勢いがあって一気に読める。全然好みではないので読み返したくはならないけど面白かった。 好みではない、読み返したくならないというのは表現や情景が暴力的でドロドロしているからで、刻々と語り手の視点が代わって、タイムリミットが迫るにつれどんどんカオス度が増していくところとかは好き。
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むこうじま向島 京成線船曳ふなびき駅 禍々しい静寂の中で 東武線の船曳だよ 身分不相応な代物 神田正輝 渡哲也 代官山と東向島では 渥美清 義理人情のしがらみを嫌い IT技術者 綾瀬で働いてます 三菱ミニカ 癇癪玉がむくむくと膨れ出した 内蔵脂肪がこってりとのった腸 利鞘稼業 前...
むこうじま向島 京成線船曳ふなびき駅 禍々しい静寂の中で 東武線の船曳だよ 身分不相応な代物 神田正輝 渡哲也 代官山と東向島では 渥美清 義理人情のしがらみを嫌い IT技術者 綾瀬で働いてます 三菱ミニカ 癇癪玉がむくむくと膨れ出した 内蔵脂肪がこってりとのった腸 利鞘稼業 前科者とか犯罪者予備軍みたいな奴ばかりを雇うからだ 俺のジェリコ 俺の指紋がバターみたいにこってりついてんだ 刺股を持ち出し エアロスミスのボーカリストよりさらに分厚くて下品な唇が強烈にインパクトを与える 痛みと惨めな気持ちを完全に麻痺させてしまいたい そんなにオジーママがいいのか? 脳ではなくアドレナリンと脊髄を駆け抜けた微弱な電気信号によって支配されていた ボールペン・ガンの構造 サイケデリックな阿鼻叫喚地獄であった 全身の細胞がアラームを発した 崩壊しかけている自分の人生にとどめの空爆をされているような気分にさせる 背中にうっすらと死斑が見られ 水商売の薄幸女はっこうおんな 思いついてから行動するまでのタイムスパンが極めて短い事件 欲望から短絡的に激安犯罪を起こす 漫画的とは反リアリズムということだろう200501柳下毅一郎
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16:11 コソ泥を捕まえに行ったら、思いもよらず同僚が撃たれて死に、思いもよらず犯人を殺し、3000万円と引き換えになるというメモリーカードを手にした。 3000万円の取引は19時まで。 死体を隠して3000万円を手に入れた刑事の逃亡劇はどうなるのか。 3時間の話なのに、ブタマ...
16:11 コソ泥を捕まえに行ったら、思いもよらず同僚が撃たれて死に、思いもよらず犯人を殺し、3000万円と引き換えになるというメモリーカードを手にした。 3000万円の取引は19時まで。 死体を隠して3000万円を手に入れた刑事の逃亡劇はどうなるのか。 3時間の話なのに、ブタマン男や頭まで刺青男も登場して、花火大会の中、拳銃ぶっ放しまくって…。 なんとも言えないドタバタな話。 でも、こういうドタバタ嫌いじゃない(*´艸`*)
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しつこいようですが、戸梶圭太が、好きなんです。 大好きで大好きで、アドレナリンが止まりません。向島とか業平とかその辺の地名がよく出てくる本で、前の家の近所だったから2倍楽しめた。これでもかっていうくらいキャラの濃い~いやつらが出てきて、いろんなことがぐちゃぐちゃに絡まりあっていく...
しつこいようですが、戸梶圭太が、好きなんです。 大好きで大好きで、アドレナリンが止まりません。向島とか業平とかその辺の地名がよく出てくる本で、前の家の近所だったから2倍楽しめた。これでもかっていうくらいキャラの濃い~いやつらが出てきて、いろんなことがぐちゃぐちゃに絡まりあっていく。人も理不尽に(そしてコミカルに)どんどん死んでいく。ロック・ストックみたいな映画に通じるものがあるかも。このスピード感、戸梶サイコーです。
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ケチなこそ泥を捕まえにいくだけのはずだった。ところがそのドジなこそ泥が何故か銃を持ち、しかも3000万円と引き換え可能なメモリーカードを持っていたことが井川の人生は大きく変貌していく。引き換えのタイムリミットは19時。警察官であることを辞めた井川は、3000万円を目指して突進す...
ケチなこそ泥を捕まえにいくだけのはずだった。ところがそのドジなこそ泥が何故か銃を持ち、しかも3000万円と引き換え可能なメモリーカードを持っていたことが井川の人生は大きく変貌していく。引き換えのタイムリミットは19時。警察官であることを辞めた井川は、3000万円を目指して突進する。いつものように登場人物のほとんどがいかれている、その狂人たちが重なりあう時大きなカタルシスへと読者を導く手法はトカジの十八番。 最後のオチがいつものパワーを感じなかったが、それでも充分満足できる作品でした。 警察官でありながら、警察からなんとか逃げようと四苦八苦する井川の哀しくもおかしい逃走劇。タイムリミットは近づくし、しかも隅田川花火大会の日。滅茶苦茶になりながらも今回はそこそこ普通に収束しました。この辺りから読むと、戸梶に入りやすいかもしれないですよ。
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