世界に抱かれるために。 の商品レビュー
日々のブログってことで切れ味は小説ほどではないけれど 銀歯や頭蓋骨矯正がおもしろい。 やってみようかなぁ。
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同世代の女性作家が記す生活と心意に触れる。先に読んだ「モザイク」、TVで観た「コンセント」の2つの作品から、彼女は主人公の心をニュートラルにしておいて、取り巻く人物の心理や行動を描写する人だと感じていた。だから、疲れない反面、つかみどころのなさがあった。このコラムで少し彼女が分か...
同世代の女性作家が記す生活と心意に触れる。先に読んだ「モザイク」、TVで観た「コンセント」の2つの作品から、彼女は主人公の心をニュートラルにしておいて、取り巻く人物の心理や行動を描写する人だと感じていた。だから、疲れない反面、つかみどころのなさがあった。このコラムで少し彼女が分かったかな。
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ブログに掲載された日記をエッセイとしてまとめた一作。諸説様々に言われているランディさんだけど、なんだかんだ好き。追いかけているテーマが、たまに被っているからかもしれない。たまに。 心に響いたのは、 『世界がどう見えるか、それがその人にとってのリアルだ。他人にはわかりえない。』 ...
ブログに掲載された日記をエッセイとしてまとめた一作。諸説様々に言われているランディさんだけど、なんだかんだ好き。追いかけているテーマが、たまに被っているからかもしれない。たまに。 心に響いたのは、 『世界がどう見えるか、それがその人にとってのリアルだ。他人にはわかりえない。』 勉強になったのが、 痴呆とは脳の病気であり、そのものが心の病ではないということ。(もちろん周りに理解されないストレスや孤独感から、鬱などの心の病を併発するケースは多分にあるのも書かれている) 考えさせられたのは、 『心は病むことはないんじゃないか? 心ってのは、その人そのものではないか』 心とか性格とか人格って言葉をどう定義するかor社会としてどう認識していくかで、当事者達にしかわからないきっと必要のないストレスが消えることがあるのかもしれない。 読んでいる間に、色々な大切な人達の顔が浮かぶ文章だった。 近いうちに会うのだろうな。
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ブログで書いた文章だからか著者のカジュアルな日記を読んでいるようでした。その年の内外で起きた事件・政治・情勢や個人的にどこに何をしに行き、誰とどんな時間を過ごしたか、話した口調、内容を書いている。オカルト的なものに惹かれる著者が出会う人に合ってみたいと思った。屋久島も行ってみたい...
ブログで書いた文章だからか著者のカジュアルな日記を読んでいるようでした。その年の内外で起きた事件・政治・情勢や個人的にどこに何をしに行き、誰とどんな時間を過ごしたか、話した口調、内容を書いている。オカルト的なものに惹かれる著者が出会う人に合ってみたいと思った。屋久島も行ってみたい。踏み込めないでいるものの多さと知っていると思っていることに差異はなく、著者の世界とどうつながるかはこちらも考えさせられます。
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たまたま2011年で最後に読んでいた本となり、2012年最初に読んだ本となった。どうもこの人とは近いところがあるのか、よく共感できるところと、読んでいてカチンと来るところがある。本書はブログに綴られたものなので文章がややラフで、よけいにそう感じるのかもしれない。2004年に書かれ...
たまたま2011年で最後に読んでいた本となり、2012年最初に読んだ本となった。どうもこの人とは近いところがあるのか、よく共感できるところと、読んでいてカチンと来るところがある。本書はブログに綴られたものなので文章がややラフで、よけいにそう感じるのかもしれない。2004年に書かれたものなので中越地震のことが出てくる。彼女は阪神大震災のときのボランティア経験から、支援物資はこうした方がいいとか、マスコミの恣意的な切り取り方などについて述べている。それが、残念なことに東日本大震災でも生かされず、繰り返されてしまっている。ボランティアの知恵を集積しておいて、いざというとき誰でもが閲覧できるようにしなくてはならない。それにしても頭蓋骨の形を整えて健康になるという話が気になる。ここ数年「私の頭ってこんな形だったっけ?」と思うほど、頭がごつごつしているのだ。
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田口ランディを読むと心がざわつく。自分が確かに感じていることで、でもイイ人でいたいのか、ないことにしたいのか、それを意識したり外界に表現することを躊躇うようなこと、罪悪感を感じるようなことを、うまくさらっとリアルに表現してくれる。 田口ランディも世界とどうつながっていいかわからず...
田口ランディを読むと心がざわつく。自分が確かに感じていることで、でもイイ人でいたいのか、ないことにしたいのか、それを意識したり外界に表現することを躊躇うようなこと、罪悪感を感じるようなことを、うまくさらっとリアルに表現してくれる。 田口ランディも世界とどうつながっていいかわからず、世界を理解しようとまず受け入れるために文章を書くそうだ。手法は違うけど山田ズーニーと「世界とつながる」というテーマが同じ。2人に魅かれるのはテーマが同じだからだと気づいた。 ★ランディの兄、イラクの人質、被災地ボランティア、アフガニスタンの人質、命とその人の存在の意味の必要性、等また再読してじっくり味わいたい内容満載。
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あるグループが注目を集め始めると、それ以外の多くの人達は「自分の生き方が間違っているのでは」と不安になり始めるものだ。向上心のある人はそのがんばりで自己肯定している。でも逆で生きている人もいるのだ。他者の価値に依存して自分を作ろうとしているとそこから疎外されたときに、もう生きてい...
あるグループが注目を集め始めると、それ以外の多くの人達は「自分の生き方が間違っているのでは」と不安になり始めるものだ。向上心のある人はそのがんばりで自己肯定している。でも逆で生きている人もいるのだ。他者の価値に依存して自分を作ろうとしているとそこから疎外されたときに、もう生きていけなくなってしまう。今の社会はその傾向が強くて皆より所を失っていて辛そう。
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筆者のブログに書かれたものを ちょいと手直ししたものらしい。 ブログって言ってもわりとエッセイに近い感じ。 等身大の本音で書かれてる様に感じて、 読んでて意外と共感も好感も持てた。 風水とか占いとかのオカルトが好きらしく、 そー言った内容の項もあるんやけど、そこは理解...
筆者のブログに書かれたものを ちょいと手直ししたものらしい。 ブログって言ってもわりとエッセイに近い感じ。 等身大の本音で書かれてる様に感じて、 読んでて意外と共感も好感も持てた。 風水とか占いとかのオカルトが好きらしく、 そー言った内容の項もあるんやけど、そこは理解不能でした。 と言うかそこは軽くひいたかな。 でもまぁ読みやすかったし、素直な文章がいい感じでした。
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ブログをまとめたもの。 田口ランディ。不思議だけど、共感できる部分が多い人。 (05/12/23)
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ランディさんのブログをまとめたもの。ランディさんの言葉はすごく胸に痛い。2チャンの「しない善よりする偽善」についてのくだりがかなり共感。胸にガーンってつきささった、あの体験をもう一度。。
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