光降る精霊の森 の商品レビュー
CーNOVELS大賞…
CーNOVELS大賞受賞作。罪を犯した主人公エリは、森で、犬ほどもある黒猫と、少女を拾う。その二人は実は精霊だという。自分についた霊をとってもらうため着いていき、新たな事実を知る。
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森番の青年エリは、森…
森番の青年エリは、森の中で犬ほどの大きさの黒猫と、意識のない少女を拾う。それは人語を解する小生意気な精霊と、半精霊の少女だった。エリは強引に頼まれ、彼らの旅に同行することに―。逃げ続けた過去と向き合い、真実を受け止める青年のファンタジー・ロードノベル。
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緑の深い森や、風吹き…
緑の深い森や、風吹きすさぶ山を、人間の青年と精霊猫、半精霊の少女が旅をする物語。奔放な精霊達に振り回される主人公が楽しい。
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森番をしていたエリ(…
森番をしていたエリ(本名はハース・エリオット)は、仕事の最中にファティと言う子供を拾う。その子供は、精霊と人間との混血児。ファティと一緒に旅をしていたゼッテと言う名の猫は、彼に精霊が憑いているという。もし自分達の目的達成まで保護者の役目をしてくれたなら、その精霊を祓える妖精を紹介...
森番をしていたエリ(本名はハース・エリオット)は、仕事の最中にファティと言う子供を拾う。その子供は、精霊と人間との混血児。ファティと一緒に旅をしていたゼッテと言う名の猫は、彼に精霊が憑いているという。もし自分達の目的達成まで保護者の役目をしてくれたなら、その精霊を祓える妖精を紹介する、と言われ―――。地の文が物凄く上手でした。比喩などでなく、描写の仕方と言えばいいんでしょうか。それだけに、話の終わり方が釈然としません。
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森番として潜伏していた貴族の青年が、猫妖精と半精霊の少女とともに精霊探しの旅に出て、故郷に帰り親殺しの濡れ衣を晴らす話。 そこそこ面白いが、ファンタジーとしてこれは凄いと言うような点はない。
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《古縞》 ある事情で故郷を逃げ出し、今は森番を務める青年エリは、ある日半精霊の少女ファティと猫の姿をした精霊ゼッテと出会う。ゼッテはエリが精霊憑きであることを指摘し、精霊を落とす方法を教えることを条件に、自分たちの旅に同行しろと要求する。エリはその条件を飲み、3人は鷹の女王という精霊を訪ねる旅に出た……。 第1回CNOVELS大賞受賞作。 ファンタジー的な世界観や謎解き、構成、文章力、キャラクターなど、全体的に目新しさがないものの嫌味がなく、バランスも良い。 ある意味ファンタジー小説のお手本のよう。 特に文章力に関しては描写が上手く視覚的。 キャラクターに関しても好感が持て、特にゼッテとワートワーズのキャラが良い! キャラクター同士の関係性、親しくなっていく過程も思わずニコニコしてしまう。 この3人の組み合わせをもっとみたいなあと思わせる感じ。 ただやっぱりこの作品ならでは、っていう特色はないかな。 もっとネーミングとか小道具とか凝ったら、もっとファンタジー小説として面白くなりそう。 精霊って言葉の既存のイメージにちょっと頼り過ぎちゃってる気がする。 あと、ゼッテみたいなお父さんは嫌だwと最後で思ったのは私だけじゃないはず!
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ある事情で故郷を逃げ出し、今は森番を務める青年エリは、ある日半精霊の少女ファティと猫の姿をした精霊ゼッテと出会う。ゼッテはエリが精霊憑きであることを指摘し、精霊を落とす方法を教えることを条件に、自分たちの旅に同行しろと要求する。エリはその条件を飲み、3人は鷹の女王という精霊を訪ねる旅に出た……。 第1回CNOVELS大賞受賞作。 ファンタジー的な世界観や謎解き、構成、文章力、キャラクターなど、全体的に目新しさがないものの嫌味がなく、バランスも良い。 ある意味ファンタジー小説のお手本のよう。 特に文章力に関しては描写が上手く視覚的。 キャラクターに関しても好感が持て、特にゼッテとワートワーズのキャラが良い! キャラクター同士の関係性、親しくなっていく過程も思わずニコニコしてしまう。 この3人の組み合わせをもっとみたいなあと思わせる感じ。 ただやっぱりこの作品ならでは、っていう特色はないかな。 もっとネーミングとか小道具とか凝ったら、もっとファンタジー小説として面白くなりそう。 精霊って言葉の既存のイメージにちょっと頼り過ぎちゃってる気がする。 あと、ゼッテみたいなお父さんは嫌だwと最後で思ったのは私だけじゃないはず!
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精霊憑きの男の人が主人公で、半分精霊の女の子と猫の精霊という奇妙な取り合わせで旅をするお話し。 そのほか、たくさんの精霊が出てきて主人公と一緒に「精霊って何なんだろう?」と考えていくような感じでした。 続きが出ているので、逆に言えばこれだけ読んでも謎は分かりません。 主人公の男の...
精霊憑きの男の人が主人公で、半分精霊の女の子と猫の精霊という奇妙な取り合わせで旅をするお話し。 そのほか、たくさんの精霊が出てきて主人公と一緒に「精霊って何なんだろう?」と考えていくような感じでした。 続きが出ているので、逆に言えばこれだけ読んでも謎は分かりません。 主人公の男の人が貴族なので権力争いどうこうの話しも結構入って来てしまっていて、 個人的にはここまでどっさり精霊が出てきてるんだし、もっとファンタジー世界にどっぷりのほうがよかったかなぁと思いました。 結局一番の謎の、主人公に憑いている精霊は何?という部分については分かりませんが 物語の後半からは主人公と憑いている精霊との関係に変化が現れ始め、それはどうやら精霊界の常識で考えればあり得ないことのよう。 どうなるんだろう、続き気になるな~買おうかどうしようか… と迷う感じですねw
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人を殺めてしまい、貴族という身分を捨て、森番としてひっそりと隠れ住んでいる『エリ』は、半精霊の少女『ファティ』と、黒猫の姿で人の言葉を話す精霊の『ゼッテ』と出会う。二人は病気になった『北の女王』を助けるため、『鷹の女王』に会いに行く旅の途中だったのだ。 人間の世話役が必要だとい...
人を殺めてしまい、貴族という身分を捨て、森番としてひっそりと隠れ住んでいる『エリ』は、半精霊の少女『ファティ』と、黒猫の姿で人の言葉を話す精霊の『ゼッテ』と出会う。二人は病気になった『北の女王』を助けるため、『鷹の女王』に会いに行く旅の途中だったのだ。 人間の世話役が必要だという『ゼッテ』に強要され、『エリ』はしぶしぶ二人に付き合い、故郷へと旅立つのだった。 詳しい説明もないまま付き合わされる『エリ』同様、謎多き世界観が少しずつ書かれていきます。やっとテンポが良くなってきたかなぁというころは山場で、慌ただしくラストを迎えた感があり、物足りなく思いました。 私的には、気苦労の多い隼の姿の精霊『ワートワーズ』がつぼです。
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最初は文章の通りに「ふむふむ」と思いながら読んでいたのですが、後半で一気に雰囲気が変わる感じです。 驚きと納得をする話でした。
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