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殺人症候群 の商品レビュー

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94件のお客様レビュー

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かなりの長編小説では…

かなりの長編小説ではありますが、読んでいくうちにどんどん「深み」に入っていく登場人物たちの姿に、私もどんどん夢中になり読み続けていました。ダークな心の世界観に潜むどうする事もできない怒りや悲しみを、どうやって克服していけばいいのか?実際この登場人物たちと同じ立場になったら自分はど...

かなりの長編小説ではありますが、読んでいくうちにどんどん「深み」に入っていく登場人物たちの姿に、私もどんどん夢中になり読み続けていました。ダークな心の世界観に潜むどうする事もできない怒りや悲しみを、どうやって克服していけばいいのか?実際この登場人物たちと同じ立場になったら自分はどうなるのかな~?とリアルに考えさせられてしまう一作でした。

文庫OFF

 症候群シリーズの最…

 症候群シリーズの最終作。重いテーマを扱い、シリーズの完結となるにふさわしい作品です。読み終わった後には、多分何かを考えさせられると思います。

文庫OFF

貫井徳朗の症候群シリ…

貫井徳朗の症候群シリーズ完結編。分厚いだけに読み応えあり、それでいて環チームのメンバーの過去があかるみにでて、ラストは意外な展開に。犯罪被害者の想いを書ききった秀逸な作品だと思います。ぜひ3部作(誘拐・失踪、殺人)をまとめて読んでほしい

文庫OFF

症候群シリーズ3作目…

症候群シリーズ3作目にして シリーズ完結編。メイン登場人物の視点が動きながら 続いていた物語ですが 個人的にはこの3冊目が一番気にってます

文庫OFF

著者の症候群シリーズ…

著者の症候群シリーズ完結編。「必殺」シリーズがお好きな人は楽しめるでしょう。

文庫OFF

重いテーマ

どんな人間にも、生きている価値はあるのか。たとえ、自分の大切な人を殺されたとしても、その犯人を許さねばならないのか?重たい、重たい問いかけを軸に、各々が動き出す。止まらないスピードで……。

ばば

2023/08/02

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Posted byブクログ

2021/10/19

面白く読み終えたがタイトルからも分かる様にハッピーエンドではなく、未成年犯罪者へ厳罰化は昔から大分変わったんだと思うが、当時の被害者の悔しさや無念は救いようがない位に大変でその上に成り立った現行の少年法なんだろう。 罪を犯したにも関わらず未成年だから罰せられないことに対する復讐は...

面白く読み終えたがタイトルからも分かる様にハッピーエンドではなく、未成年犯罪者へ厳罰化は昔から大分変わったんだと思うが、当時の被害者の悔しさや無念は救いようがない位に大変でその上に成り立った現行の少年法なんだろう。 罪を犯したにも関わらず未成年だから罰せられないことに対する復讐は感情ではありだと納得出来る。 だがそれが正ではない事も分かるのでやはり法律を変えるしかないんだろう。 最後のシーンも寸止めで想像は出来るけど結果を出さなかったな。 まあリーダーが正なんだろう。

Posted byブクログ

2021/05/10

症候群シリーズ3作目にして完結編。 まず前二作を合わせたよりも重厚なボリュームに、読む前から圧倒されました。 そして、本作でスポットが当たるメンバーは、肉体労働者の倉持真栄(くらもち まさはえ)。 あろうことか、本作での彼はチームが招集された任務を聞いて、その仕事は請け負えない...

症候群シリーズ3作目にして完結編。 まず前二作を合わせたよりも重厚なボリュームに、読む前から圧倒されました。 そして、本作でスポットが当たるメンバーは、肉体労働者の倉持真栄(くらもち まさはえ)。 あろうことか、本作での彼はチームが招集された任務を聞いて、その仕事は請け負えないとチームを離脱してしまうのです。 その任務とは、「少年であったり精神鑑定の結果によってであったりの理由で、刑法上の刑に服していない者たちが、連続して殺害される事件の謎を追う」というもの。 のっけから不穏な空気全開のまま読み進めていくと、明らかになる殺人者の存在と、その殺人者にその行為をさせるに至ったおぞましく残虐で卑劣な、人がやったとは到底思えぬ犯罪。 (フィクションとはいえ、個人的に一番心を打ちのめされる犯罪が含まれてるんですわ) この辺りでだいぶん精神にきてへこんでくるんですが、それでも読み進めていくと… 「もう、ほんまに容赦なさすぎやで、徳郎ーーーーーーっ!」っと慟哭です。 たしかに「人を呪わば穴二つ…」って言うんですけど、もう思い返すだけで憂鬱になってくるような救いのなさ。 でも、きっとこれが「殺人」と「殺人者」に対する作者の思いなんやろうなぁ。

Posted byブクログ

2021/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、長い。そしてやたらと難しい表現が多くて小説じゃなくて論文か何かを読んでいる気分になる。 初めて読んだ貫井さんの小説が愚行録で、全て口語で書かれていたのが読みやすくて好きだったけど、これは同じ人が書いたと思えないな…。 すべて三人称の視点で書かれているのも大きいと思う。その分登場人物への感情移入もしにくかった。 出てくる少年犯罪者たちのことは全く理解できないし、許されるべきではないと思う。 でもその一方で看護婦や警察官が平然と他人の命を奪っていることも理解に苦しむ…。かなりのサイコパスでは、、?あまり現実的な気がしない。 警察官の方は結局自分は他の人殺しと一緒と自覚しているようだけど…。 シリーズの一作目と二作目を読んでたらもっと違う感想になってたのかな? わかりやすく正義と悪がはっきりしている構図じゃないから読後のモヤモヤ感がすごい。 暴力や憎悪が更にそれらを呼ぶ、負の連鎖という点で映画「アメリカンヒストリーX」を思い出した。 暴力に暴力で応じても何も解決しない。

Posted byブクログ