夜の蝉 の商品レビュー
シリーズの短編集です…
シリーズの短編集ですが、私は表題作の「夜の蝉」が一番好きです。主人公の不安定さ、感情の揺れが、このシリーズは主人公の成長物語なんだな、という感じです。
文庫OFF
本当に作者さんは男性…
本当に作者さんは男性なのだろうか・・・と思うほど、主人公の女の子の心理描写が巧みです。
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落語家・円紫が女子大生の日常の疑問をたちどころに推理し、明らかにする。 ほのぼのとしたミステリー小説。
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本の内容 ある夏の夜、酔って遅く帰ってきた姉から、失恋の顛末を聞かされる。 付き合っていた彼に送った歌舞伎のチケットが、なぜか恋のライバルに届いていたのだ。いったいどうしてだろう。 やっぱり、あの人に謎解きをしてもらうしかないかな。落語家・春桜亭円紫と女子大生の「私」のコンビによ...
本の内容 ある夏の夜、酔って遅く帰ってきた姉から、失恋の顛末を聞かされる。 付き合っていた彼に送った歌舞伎のチケットが、なぜか恋のライバルに届いていたのだ。いったいどうしてだろう。 やっぱり、あの人に謎解きをしてもらうしかないかな。落語家・春桜亭円紫と女子大生の「私」のコンビによる、謎解きの快感たっぷりの連作集。
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「ああいう結末になる噺です。だから、僕はその途中に《悪意》らしきものを置きたくないんです。それでは一八が哀れ過ぎますから」 『空飛ぶ馬』に続く、<私>と円紫師匠の謎解き。 今回も夢中にさせてくれました。 ホントは、この世界のどこか古くさい所が、何とも入り難い所ではあるのだけれど...
「ああいう結末になる噺です。だから、僕はその途中に《悪意》らしきものを置きたくないんです。それでは一八が哀れ過ぎますから」 『空飛ぶ馬』に続く、<私>と円紫師匠の謎解き。 今回も夢中にさせてくれました。 ホントは、この世界のどこか古くさい所が、何とも入り難い所ではあるのだけれど、、気付いたら一生懸命になってしまってるんですね〜〜。 特に、最後の表題作は、姉と妹とのやりとりがとても好きでした。 爽やかで気持ちがいいラストだった。 しかし、途中の姉の元恋人の実際は、凄く嫌らしかった。 そのバランスがとてもいいのだ。 このシリーズ、もうちょっと読んでいきたい♪ 【4/14読了・初読・市立図書館】
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