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大尉のいのしし狩り の商品レビュー

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2022/06/27

短編集「ヨットクラブ」に続き読んだ。 「大尉の猪狩り」 第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。アメリカの西部からやってきた4人組。そこに規律に厳しい大尉がやってくる。ある日、いのしし狩り、に大尉と出かけるが・・  「スターリングの仲間たち」 かけだしの芸術家たち。画家のスターリ...

短編集「ヨットクラブ」に続き読んだ。 「大尉の猪狩り」 第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。アメリカの西部からやってきた4人組。そこに規律に厳しい大尉がやってくる。ある日、いのしし狩り、に大尉と出かけるが・・  「スターリングの仲間たち」 かけだしの芸術家たち。画家のスターリングは仲間内でも浮いていた。「空気の読めないやつ」とされ、仲間内では、どうやって殺すか、などという遊びの肴にされているのだ。・・がある日仲間に先がけ、画廊で絵が売れ、ついには個展まで開いた。集った仲間は・・ この二つ、ソローキンの「愛」の世界と似ている空気を感じた。仲間内の緊張が高まった上での「暴力的空気」。2作だけ読んでそれ以上ちょっと読めなかった。 収録作品 「大尉のいのしし狩り」(サタデイ・イヴニングポスト1964) 「スターリングの仲間たち」(エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン 1976.7) 「裁きの庭」(ファンタスティック・ストーリーズ・オブ・イマジネーション1961.10) 「グルメ・ハント」(プレイボーイ1972.12) 「草を憎んだ男」(エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン1977.3) 「別荘の灯」(オウレイボーイ1974.10) 「いつもお家に」(プレイボーイ1975.8) 「ぐずぐずしてはいられない」(エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン1972.1) 「忌避すべき場所」(プレイボーイ1972.9) 「最後の生き残り」(プレイボーイ1976.7) 「歩を数える」(エラリー・クイーンズ・ミステリー。マガジン1982.4) 「走る男」(エラリー・クイーンズ・ミステリー。マガジン1976.12) 「登る男」(ペントハウス1976.3) 「緑色の男」(エラリー・クイーンズ・ミステリー。マガジン1979.9) 「昔に帰れ」(エラリー・クイーンズ・ミステリー。マガジン1978.11) 2005.6.20初版 図書館

Posted byブクログ