孤独のチカラ の商品レビュー
昨年のことになるが、気持ちの上でちょっとコンディションが悪かったことがある。 そんな私の状態を知って、「おはようfromオハイオ」のsusieさんが、自分の本棚から1冊抜き出して送ってくれたのが、この齋藤孝著の「孤独のチカラ」。 susieさんの本棚はまるで魔法の本棚のようで、そ...
昨年のことになるが、気持ちの上でちょっとコンディションが悪かったことがある。 そんな私の状態を知って、「おはようfromオハイオ」のsusieさんが、自分の本棚から1冊抜き出して送ってくれたのが、この齋藤孝著の「孤独のチカラ」。 susieさんの本棚はまるで魔法の本棚のようで、そのときの私の状況に応じた本がちゃんと棚に収まっているようで、たびたび彼女にピックアップされた本が海を渡って届けられる。 これは「声に出して読みたい日本語」が、大ベストセラーになった著者の孤独と向き合った若き日のことを綴った一冊。 エッセイのようでもあるが、どちらかといえば孤独と折り合いのつけられないでいる若い人たちに向けたHow to 本とも言えるような気がする。 私は、一人でいるのは、さほど嫌いではない。 自分なりの段取りで自分なりの時間を過ごせるのは、悪くないと思う。 むしろそういう「一人時間」は大切にしたい。 ところが他者といるときに限って、そこで孤独を感じてしまうことがたびたびある。 決して人付き合いは悪い方ではないと思うのだが、同じ場にいて同じ空気を吸っていながら、そこに同化していない自分を感じることがある。 これは無意識なのか、あえて拒絶しようとしているのか、自分でもつかめないのだが… だからなのか、この著作の中で齋藤孝が孤独の「ススメ」を説いていることは、とてもよく理解できたし、同意もした。 しかし、同意はしたが、賛同するというのとは、ちょっとニュアンスが異なる。 というのも著者がここで書いているのは「孤独=一人」という図式に則っているのだが、私の中では「孤独≠一人」という図式になっているからのようだ。 それでもたまには、こうして生きるスタンスについて、理論的に読んでみるのもいいものである。
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今まで自分が密かに不安がっていた事があったけど・・実はこの不安は誰もが持っているものなんだと初めて気がついた・・・知った。 孤独のチカラとは、自分をさらに大きくすることが出来る!!
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初めて読んだのは2006年の3月。二回目は2007年3月。1年の時を経て読むと感じ方がかなり変化した気がする。それは、その1年間に少なからず孤独の時間を体感し続け、且つそれを活用して向上しようとしたからに他ならないと思う。 読んで、今の自分は自期力が相当高いと感じた。そして、それ...
初めて読んだのは2006年の3月。二回目は2007年3月。1年の時を経て読むと感じ方がかなり変化した気がする。それは、その1年間に少なからず孤独の時間を体感し続け、且つそれを活用して向上しようとしたからに他ならないと思う。 読んで、今の自分は自期力が相当高いと感じた。そして、それが良くも悪くも出ている気がする。それがわかってよかった。 本当に自分を高めたい、磨きたいのであれば、積極的な孤独が不可欠だ。 自分をこの上なく肯定してくれる本。また1年後にでも読もう。
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ひとことでいうと、ネガティブに捉えがちな「孤独」というものを もっとポジティブに捉えよう、ってこと。 「誰かと一緒にいるとき」というのは、ある意味、自分を殺してる時間でもある、と。 「ひとりのときのほうがより生産的」になる作業もある。 もっとひとりの時間を大事にしよ〜! け...
ひとことでいうと、ネガティブに捉えがちな「孤独」というものを もっとポジティブに捉えよう、ってこと。 「誰かと一緒にいるとき」というのは、ある意味、自分を殺してる時間でもある、と。 「ひとりのときのほうがより生産的」になる作業もある。 もっとひとりの時間を大事にしよ〜! けっこーおもしろかったよ、この本。読んでよかった。
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もっと自分自身に向き合うような時間、もしくは自分の技量を深めていく時間を持とう。それこそ誰もが持つべき孤独なのだ。
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自分の時間について考えれる。 一人暮らしが楽しくなる!! 本当にこの人の考え方はすごい。この人は本を読みすぎ。
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フォトリーディング 1/20 #3 /32 斎藤孝先生の本。世の中には一人でいるのが怖くて、自分の気持ちを殺してまで誰かといようとする人が多いようだ。以前読んだ斎藤さんの本の友達いないと寂しい症候群と関連した内容だが、こちらはもっと力強い。現在成功している人のほとんどは過去に孤独...
フォトリーディング 1/20 #3 /32 斎藤孝先生の本。世の中には一人でいるのが怖くて、自分の気持ちを殺してまで誰かといようとする人が多いようだ。以前読んだ斎藤さんの本の友達いないと寂しい症候群と関連した内容だが、こちらはもっと力強い。現在成功している人のほとんどは過去に孤独と戦った経験を持つとの事。孤独は辛い、寂しい、しかしそこに大いなる力が潜んでいるのだと言う。いつも誰かといる人は確かに孤独感はないし寂しくはないが、自分の時間がない。自分の時間は自己を見つめなおすうえで絶対に必要不可欠で、自立した大人になるためには孤独を自分から選ぼうと著者は言う。斎藤さんは、最近はアロマテラピーとか色々な物が流行っているのを見て、女性の方が男性よりも一人の時間を上手に活用しているという。元来、男性より女性の方が集団になりたがるように見受けられていたが、最近はどうやら逆らしい。近年女性が強くなったことに起因するのであろうか?集団でいること=身を守ること、だとしたら、それはそれで一理あるとは思われる。かくいう私も結構寂しがりなので、孤独はあまり得意ではなかったが、この本で一人の時間の持つパワーとその効用について知ったため、孤独を楽しむ余裕が出てきた。ありがとう斎藤さん!
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斉藤先生による孤独のススメ。馴れ合い主義なんか捨てちまえ!!進んで孤独を求めろ!若者よ!字が大きくて読みやすいよ。
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