グッドラックららばい の商品レビュー

平安寿子(著者)

2012/01/25

ばらばらな家族の変な絆を描いてる小説。
登場人物それぞれの個性が強くておもしろいんだけど、全然共感できないからその絆の理由がわからない。
初めて読んだ時はもうちょっと面白かったはずなので、自分のテンションに由るのかもしれない。

2012/01/05

家族はばらばらでもやっていける、10年以上経って家に帰ってきてもなんか昔と変わらないもんだ。そんな一風変わった家族のかたちが長女、次女、母、父、それに叔母や家族に関わる人たちの目線それぞれで描かれています。どんどん時間もすぎていくので少し物足りないと感じることもあったし、やはり自分勝手なんじゃない？と反発する気持ちもあったので最後はあっけにとられる感じですかっと終わりました。

2011/12/01

繋がってるようで、繋がってない、でもやっぱり、繋がっている、自分勝手な家族の物語。共感できず、正直つまらなかった

2011/08/27

長かったー。

ストーリーよりも、人物像を楽しむ本だなー
という感想。

分厚い分だけの読み応えはあります。

でも最後には、
これといった感情が残らない。

一つの家族の何十年かを聞かされて終わったなって感じでした。

私自身が、波風立たせず穏やかに生活したい質なので、自らが台風の目になって生きてるような登場人物たちに、大して感情移入できなかったせいかもしれません。

同じストーリーでも

テンポよく映像でみるとか、一章ずつでそれぞれの人物を説明しておいて、最後に家族の話にするとか、

違った表現のほうが
面白そうな気がしました。

2011/07/26

それぞれが自分勝手に生きてて、まあそれもひとつの家族のカタチかもしれないけれど、やっぱり私はよくホームドラマにありがちなほんわかした一体となった家庭を目指したい。

・・と思うのは、時代についていけてないのか！？

2012/01/17

それぞれ異なる個性を持った親子４人が、それぞれ勝手に自分の世界を生きていく不思議ワールド。
それでも、それぞれ勝手であっても、どこかでお互いを認識し合って暮らす姿は、形だけ一緒に暮らす家族より実があるか。

2011/06/26

ずっと前に買ってあった本、分厚かったのでなんとなく読んでなかったけど読み始めたら止まらなくなりました。
いろんな人がいて、それぞれの人生があるんだなぁ。フィクションではあるけれど、こんな考えの人って本当にいるのかなと思いながら読みました。

2011/06/25

いやいや、面白かった。

登場人物がもう、これでもかこれでもかのクセのある人たちなんだけど、
まったく行動は気に入らないのに長女のキャラに惹かれて、
そうして妹のむかつき具合も気になって気になって、
かなり分厚いのに寸暇を惜しんで読みまくり。

理想的な家族でもなんでもないし、
まったくひいきできないんだけど、でも。

なんかついついこの家族に、巻き込まれてしまって。

一気読みして、えなんだこれ？なんて思いながらも、
実写版のこの作品、あったらいいなって思った。

個人的には大満足です。

2011/04/27

ちょっとしたはずみで家をでた母。でも戻るのは、あの家しかないと思っている。父親は一向に構わない様子。娘達のキャラは全く違い、家族でも求める幸せは違うのだ。それでもバラバラな感じがしないのが読んでいて幸せ。

2011/03/06

　家出して戻らない母に対していいじゃないかという父と姉。それぞれ自分勝手に生きる変わった家族のようだけど、似たような家は結構あるんじゃないかと思う。それぞれが自分の思い通りに生きることができる世の中になったということだと思う。子どもを自分の思い通りにはできないというのは日々感じることです。