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分冊文庫版 魍魎の匣(下) の商品レビュー

4.3

55件のお客様レビュー

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上巻で平行して「不可…

上巻で平行して「不可解」だった出来事が、京極堂のルーツとともに繋がり、明らかになっていきます。理不尽だから怖いホラーではなく、奇怪な事件は実はそこに「論理」の惨劇、つまり、この世に魍魎はいる。あなたの隣に、もしかするとあなた自身が、魍魎なのかもしれない……。怖いです。本当に。

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♪思い込んだら~♪を…

♪思い込んだら~♪を地で行く木場の修さん,ステキです。ラストに近くなればなるほど,修さんの背中に哀しみを感じます。彼は,私の中ではいつでも後姿です。

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それぞれの事件が交差…

それぞれの事件が交差して一つの事件に結びつく。京極夏彦、よくこんな事を考えられるものだと改めて感心します。京極堂ファン必見です!

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バラバラ殺人、箱の中…

バラバラ殺人、箱の中で生きてる少女、気持ち悪いけど覗いてみる?

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2026/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怒涛の解決! 紐解かれていく謎。 最初から始まっていた伏線。 そしてドミノ倒しのような不幸。 匣におさまった久保の心情がだいぶ怖かった あと父と娘のラブはちょっと…置いてかれた

Posted byブクログ

2025/12/07

何と下巻は全て解決編。 これまでの色々な事件が順を追って解決していくのは見事であるが、余白も多く自力での推理は難しそう。ややご都合主義な気がしなくもないが、説得力を持たせる文章力がある。 解説でも指摘されているが、本格ミステリ作家ではないため推理や謎解きがメインではない。むしろ陰...

何と下巻は全て解決編。 これまでの色々な事件が順を追って解決していくのは見事であるが、余白も多く自力での推理は難しそう。ややご都合主義な気がしなくもないが、説得力を持たせる文章力がある。 解説でも指摘されているが、本格ミステリ作家ではないため推理や謎解きがメインではない。むしろ陰陽師でもある京極堂による憑物落としが主軸。

Posted byブクログ

2025/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

魍魎の箱すぎたー!! さすが下巻、全部ネタばらししてくれルノでら大変楽しかったです。 これから怪しい箱が出てきたらしばらくは一旦魍魎の箱を浮かべそう。中に臓器や四肢が入ってないかとドキドキしてしまうね。 京極堂が探偵ではなく陰陽師の立場で謎解きするのも良いし、大好きな加奈子(箱に入って干からびている)と旅する雨宮で終わるところも秀逸。

Posted byブクログ

2025/04/12

魍魎とは各々の心に棲まう、己自信にも如何ともし難い蒙昧たる欲なのだろうか。それを啓蒙するがごとき論説で祓っていく陰陽師中禅寺という設定が面白い。 湿度が高い魍魎が蔓延っていただろう、戦後間近という時代設定も効いている。旧字体の多用もそういう雰囲気を醸し出すためのものなのだろうか...

魍魎とは各々の心に棲まう、己自信にも如何ともし難い蒙昧たる欲なのだろうか。それを啓蒙するがごとき論説で祓っていく陰陽師中禅寺という設定が面白い。 湿度が高い魍魎が蔓延っていただろう、戦後間近という時代設定も効いている。旧字体の多用もそういう雰囲気を醸し出すためのものなのだろうか。その仕掛けのおかげで、なんともアナログでモノクロの時代に浸ることができた。

Posted byブクログ

2025/03/23

難しく感じてるのに読む手が止まらずどんどん真相が明らかになっていくのがとても気持ちいい。もう一度読み返したら気付くことがたくさんありそう。

Posted byブクログ

2025/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきにも書かれていたが、京極さんのこの文献から得た知識の羅列が決して蘊蓄の見せびらかしではなく、ちゃんと物語に沿って必要なことを読者にわかりやすく無駄なく無理なく押し付けてくるのがこのシリーズの醍醐味だと思っている。 さて、中巻でもう解決じゃんって思っていたのは浅はかすぎてごめんなさいである。研究所の匣が”アレ”なんだろうなというのはこれまでに培ってきたSF映画や小説から想像できたが、その”動機”はもうこれでもかーっというくらいにガツンと来た。まさに魍魎!想像するだに恐ろしくエグイ。見てはいけない知ってはいけない。京極堂が最初に事件はすべて別物で、解決してはならないと言ったその意味を、この下巻で圧倒的な理屈で叩き込まれるかのように読みながらゾクゾクとした。シリーズを1,2,3と読んできた中でも最強最悪な事件ではなかろうか。匣に関して別事件でありながらそのすべてがつながっているというこの構成、そして圧巻なボリューム。すべてに満足するしかない。 事件後京極堂は相変わらず小難しい表情で小難しい文献を読んでいる。この文献があの”種明かし”としての引き出しとして蓄積されているのであろう。恐るべし!

Posted byブクログ