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分冊文庫版 魍魎の匣(中) の商品レビュー

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 まさか中から読む人…

 まさか中から読む人はいないと思いますが、上を買って残りをどうしようかと考えている方には、下も一緒に購入することをお薦めします。魍魎の匣は京極作品の中でも「一押し」の作品です。

文庫OFF

バラバラ殺人、箱の中…

バラバラ殺人、箱の中で生きてる少女、気持ち悪いけど覗いてみる?

文庫OFF

京極堂シリーズファン…

京極堂シリーズファン必見です!今回は木場修が中心となって話が進みます。色々な事件が交差する、今回はどんなラストか。下巻もそろえてから一気に読むべし!

文庫OFF

2023/05/07

個性極まりないキャラも集まり謎解きも進む。 それもガンガンと進む。私も京極堂に置いて行かれないよう必死に喰らいつたつもりだが非常に難解混濁かつ回転早く苦戦。 究極の論理パズルに挑戦しているような感覚。これでまだ中巻。下巻期待膨らむ。

Posted byブクログ

2023/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 加菜子消失の第一発見者、研究所所員の須崎が遺体で発見され、陽子の付人雨宮も失踪する。加菜子殺人未遂・誘拐事件、連続バラバラ殺人事件それぞれに手袋をした黒衣の男の影が浮上する。一方霊能者で探偵の榎木津礼二郎のもとに、柴田財閥から加菜子捜索の依頼が舞い込む。加菜子は、柴田財閥創始者の孫と陽子との間の子で、柴田家の巨額な財産の相続人であった。また、雨宮は監視役として柴田財閥から派遣された者であった。そして鳥口は、寺田兵衛が御筥様教主となった経緯や久保との関連を調査する。かくして京極堂のもとに関口、榎木津、木場の顔が揃う。京極堂は、関連しているように見える加菜子殺害未遂・誘拐事件、連続バラバラ殺人事件等と御筥様は、実際は関連がないと主張する。犯罪は通り物のようなものとしたうえで、加菜子殺害未遂事件の犯人は頼子であり、連続バラバラ殺人事件の犯人は久保であると推理する。また、美馬坂とは旧知の仲であり、美馬坂が天才外科医として不死の研究をしていたことを明かす。そんななか、頼子が新たなバラバラ殺人事件の被害者となる。 【感想】 複数の事件に関連がありそうなのにないというのがどういうことなのか、そして加菜子の行方が気になる。二人の犯人はあっさり判明した印象。上巻に引き続き、中巻も読了とあらすじ作成に時間がかかった。

Posted byブクログ

2022/07/16

京極夏彦の名作ミステリー『魍魎の匣』、分冊文庫版の中巻。 柚木加奈子の失踪事件を追う刑事・木場。大財閥・柴田家のエージェントである弁護士の増岡から、遺産相続者である加奈子を探し出して欲しいとの依頼を受ける探偵・榎木津。「連続バラバラ事件」の被害者が「御筥様」の信者という共通点を...

京極夏彦の名作ミステリー『魍魎の匣』、分冊文庫版の中巻。 柚木加奈子の失踪事件を追う刑事・木場。大財閥・柴田家のエージェントである弁護士の増岡から、遺産相続者である加奈子を探し出して欲しいとの依頼を受ける探偵・榎木津。「連続バラバラ事件」の被害者が「御筥様」の信者という共通点を見出し、「御筥様」の実態に探りを入れる雑誌記者・鳥口。いつの間にか巻き込まれていく(笑)作家・関口。そして、彼らがもたらす情報等を基に、真相へと辿る道を作り上げる安楽椅子探偵(多分)、「京極堂」こと中禅寺秋彦。 同時進行で発生する不可解な事件たちが徐々に結びつき、これらの事件の中心にいる"何者か"に迫ってゆく―――。 次々と明らかとなっていく事件の裏表・・・と、無論基本的にはシリアスで、出る笑いと言えば引き攣ったものくらいなのだが、榎木津と関口の「御亀様」の件は普通に笑ってしまった。全般、榎木津がフリーダムすぎて笑えるのよ(実際に関わったら殴り倒したくなるだろうが)。 次巻が最終巻。失踪した加奈子の行方は果たして―――。

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2021/06/03

中刊でこんなに謎解きしちゃっていいの?ってくらい、ガンガン明快になるので気持ちい。京極堂が大活躍してて、本当に自分好きなんだな、と。ストーリーの妙はあまりなく、キャラ配置が立ってきて、感情移入して読める。木場修が好き、関口も好き。

Posted byブクログ

2020/08/10

幾つもの謎が複雑に絡み合って…ん?絡み合ってないのか?えー、そうなの、まぁそう言われればそうか?そうとしか思えなくなってきた。ちくしょう!という京極堂の説き伏せスキル。 そして小出しにされる謎の答えの数々…なんだよ!それで⁉︎早く言えよ!と、あの茶の間で濃いキャラに混ざって叫んで...

幾つもの謎が複雑に絡み合って…ん?絡み合ってないのか?えー、そうなの、まぁそう言われればそうか?そうとしか思えなくなってきた。ちくしょう!という京極堂の説き伏せスキル。 そして小出しにされる謎の答えの数々…なんだよ!それで⁉︎早く言えよ!と、あの茶の間で濃いキャラに混ざって叫んでる読者は私です。続きが気になりすぎる。

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2020/01/21

バラバラだった事実が京極堂によって少しずつ紐解かれていく。 戦時中の京極堂の秘密も明らかになり、再読とは思えない程楽しんでいる。 機械と人間の融合は、そう遠くない未来に実現するんではないかな。恐ろしいけど。 木場修の恋の行方も気になるところ。

Posted byブクログ

2018/12/16

重体の加奈子が研究所から消失したことをきっかけに急展開を見せた中巻。 バラバラ殺人・少女の自殺若しくは殺人未遂・新興宗教「御筥様」・作中の怪奇小説・美馬坂の異形の研究所。 無関係に思えた複数の出来事に関係性が見られ、また新たな謎が生まれてくる。 そして物語の鍵を握る陽子と加奈子の...

重体の加奈子が研究所から消失したことをきっかけに急展開を見せた中巻。 バラバラ殺人・少女の自殺若しくは殺人未遂・新興宗教「御筥様」・作中の怪奇小説・美馬坂の異形の研究所。 無関係に思えた複数の出来事に関係性が見られ、また新たな謎が生まれてくる。 そして物語の鍵を握る陽子と加奈子の関係、さらに京極堂の過去も明らかに。 中巻から探偵・榎木津も登場。その破天荒ぶりがまたいいアクセントになっている。

Posted byブクログ