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がんというミステリー の商品レビュー

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がん治療がいかにして…

がん治療がいかにして変容してきたかを解説した本。全体を通して平易な説明がなされているが、戦後の遺伝子治療の辺りから急に難解な語句が増えだし、一般向けとして少し難しすぎる感があった。後半は流し読みするか、もう少し簡単な入門書を読んだ上で読む方がよいかもしれない。

文庫OFF

2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・

Posted byブクログ

2016/04/12

ここで綴られた、癌と闘う100年の歴史に続く、その後の10年の進歩が目覚しく、そういう点ではどうしても古い情報にはなってしまうけど、主旨はそこにあらず。癌との戦いを中心に、医学史が駆け足でまとめられていて、読み応えは十分。癌を中心に据えながらも実は、外科の盛衰とか、創薬の努力史と...

ここで綴られた、癌と闘う100年の歴史に続く、その後の10年の進歩が目覚しく、そういう点ではどうしても古い情報にはなってしまうけど、主旨はそこにあらず。癌との戦いを中心に、医学史が駆け足でまとめられていて、読み応えは十分。癌を中心に据えながらも実は、外科の盛衰とか、創薬の努力史とかが、偉人伝と共に、医学全体のこととして語られているから、癌に限定しなくても楽しめる。興味深い読み物でした。

Posted byブクログ

2011/04/14

[ 内容 ] 近代医学にとってがんは謎のかたまりだった。 一体何が原因か? なぜ増殖を続けるのか? 医学者らは目の前の患者を救う一方で、その正体を知ろうと奮闘した。 かくて臨床治療と病理研究が絡み合いつつ進展し、今、救命率は向上、謎の多くが解明されようとしている。 その謎ときの百...

[ 内容 ] 近代医学にとってがんは謎のかたまりだった。 一体何が原因か? なぜ増殖を続けるのか? 医学者らは目の前の患者を救う一方で、その正体を知ろうと奮闘した。 かくて臨床治療と病理研究が絡み合いつつ進展し、今、救命率は向上、謎の多くが解明されようとしている。 その謎ときの百年余の歴史をたどった本書は、さながらミステリー小説を読むがごとくスリリングかつエキサイティング。 むろん筆は現在の最先端治療、がんの最新像にまで及ぶ。 [ 目次 ] がん発生は局所から 「魔法の弾丸」を求めて 人工がんをつくり出す 外科手術の近代化 化学療法のパイオニア 毒ガスから生まれた抗がん剤 新時代を開いた吉田肉腫 抗がん抗生物質の誕生 進みゆく三大治療法 免疫療法登場す〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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