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名歌で読む日本の歴史 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2023/10/10
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 名歌のオンパレード、日本人の繊細さ、日本の歴史、そして、今も昔も変わらぬ心と文化を感じ、嬉しくなりました。松崎哲久 著「名歌で読む日本の歴史」、2005.6発行です。①山倭は国のまほろば畳なづく青垣山籠れる大倭し美はし(倭建命 4世紀)②岩激るたるみの上の早蕨のもえいづる春になりにけるかも(志貴皇子 680年代)③秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行 1000年頃)④敷島のやまと心を人問はば朝日に匂ふ山さくら花(本居宣長 18世紀後半)  短歌は日本史を貫く心棒。短歌で時代を読む。松崎哲久「名歌で読む日本の歴史」、2005.6発行。たっぷり、じっくり味わい、楽しい時間を過ごせました。古代から江戸時代までの短歌を読んで、人間の感性、美意識、抒情はどの時代も変わらないものと改めて思いました。昔の方が、より素直でしょうか。

Posted byブクログ

2012/05/04
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古代から幕末までの和歌などを題材に、 歴史の政治的な側面を描写している。 著者が政治家であるためか、歌の政治的な解釈が強い。 日本の歴史が政治史であって、生活史ではないかもしれない。

Posted byブクログ

2011/04/17
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[ 内容 ] 劇団四季の脚本家にして政治学者、歴史小説家にして衆議院議員。 異色の著者だから書けた時代と歌と人が綾なす美しい姿。 [ 目次 ] 神話・古代 飛鳥・藤原時代 奈良時代 平安時代 源平時代 鎌倉時代 室町時代 戦国・安土桃山時代 江戸時代 幕末 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ