おまけの人生 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者曰く「老眼、白髪、閉経。老いの兆候はみな40代から現れる。そして老いた動物は自然界にはいない。ちょっとでも衰えると、たちまち食われてしまうから。50歳以降の老いの時間は本来存在しないもので、医療技術などにより人為的につくられたもの。だからこれはおまけの人生」と。そんな風にも言えるかもしれませんが、なんだかネガティブで夢のない考え方だと思いました。(^-^) 「ゾウの時間 ネズミの時間」は大変興味深い本でした。その著者、本川達雄氏「おまけの人生」、2005.6発行。海鼠(なまこ)の如く、生きものに学ぶ、道元の時間の3部構成です。生物に関すること、生物学に関すること、そして著者の人生観が語られています。
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歌う生物学者はやはりユニーク。生物的な時間論はちょっとくどいけど、老いることに対して、こちらに一考させてくれる。http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/touch/20130320/p1を思い出した。ちなみに歌詞と楽譜つき。
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動物は一生の間に心臓が15億回打つ。人間の場合15億回は40歳程度。 若いときは、自分の遺伝子をできるだけ多く残すために、動物と同じ価値観で貪欲に生きます。老いの時間は、そのようのな遺伝子の束縛から解放された時間です。だから、単なる動物ではない、人間として誇れる時間を生きたいもの...
動物は一生の間に心臓が15億回打つ。人間の場合15億回は40歳程度。 若いときは、自分の遺伝子をできるだけ多く残すために、動物と同じ価値観で貪欲に生きます。老いの時間は、そのようのな遺伝子の束縛から解放された時間です。だから、単なる動物ではない、人間として誇れる時間を生きたいものです。
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