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小美代姐さん花乱万丈 の商品レビュー

4.2

10件のお客様レビュー

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大正14年、浅草生ま…

大正14年、浅草生まれ。芸者の道を選んだ小美代姐さんの人生を描きます。小美代姐さんのモデルは、群さんの小唄と三味線の師匠との事。客観的に見ると、ホントに波瀾万丈だと思います。色々辛い事もあったはず。でも、振り返った時に「ああ、色々あったけど、良かったな」と思える人生を送ってきた人...

大正14年、浅草生まれ。芸者の道を選んだ小美代姐さんの人生を描きます。小美代姐さんのモデルは、群さんの小唄と三味線の師匠との事。客観的に見ると、ホントに波瀾万丈だと思います。色々辛い事もあったはず。でも、振り返った時に「ああ、色々あったけど、良かったな」と思える人生を送ってきた人なら、きっと、こんな軽いタッチの文章がピッタリなんじゃないでしょうか?重苦しいタッチで書いて欲しいと思うのは、きっと人生に悔いがあるからじゃないかな。文庫版は、解説を

文庫OFF

2023/11/03

パンとスープと猫日和にレンゲ荘にすっかり見惚れてどっぷり浸かる、もう新しい刊が待ち遠しくて家も街も大好きですね。お美代姐さんを見つけたのは嬉しいって、もっと早く出逢えるはず。やっぱり群ようこさんの世界観いいですね、悲惨な出来事もサラッと出てるし他人と比較しない自分をしっかりと持つ...

パンとスープと猫日和にレンゲ荘にすっかり見惚れてどっぷり浸かる、もう新しい刊が待ち遠しくて家も街も大好きですね。お美代姐さんを見つけたのは嬉しいって、もっと早く出逢えるはず。やっぱり群ようこさんの世界観いいですね、悲惨な出来事もサラッと出てるし他人と比較しない自分をしっかりと持つのは見習いたいです。一気に読み終わり、父親にお母さんには内緒だよとお父さんが言うのと歳をとってから逆に言うのと、なんだか泣ける。あと浩がだらしなかったな、結果芸者に戻るけども、留守番してる間に押入れから布団を出して炊事して。

Posted byブクログ

2013/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の意思で芸者になりたい!と子供の頃に決めた 信念のもとに、つらいことも笑い飛ばしながら 強く明るく生きる小美代姐さんの戦前、戦後を挟んだ 半生を描いたステキな本でした。 戦争の痛み、悲しみ、苦しみもすごく伝わってきますが 悲しさにも必要以上に尾ひれをつけず、いつも通りの群さんの 語り口調でぐいぐいと前へ前へと進んでいくので 笑ったり泣いたり考えされられたりしながらも 小美代姐さんのどんどん前に歩いていく姿に励まされます。 見たことのない花柳界を垣間見れたり お稽古や芸事、所作、着物など、興味のある 分野のお話もいっぱいであっとゆう間に読み終わりました。 続編も購入しているので読み進めるのが楽しみです[*Ü*]

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2012/10/07

戦前、戦後と芸者として活躍した一人の女性のお話です。 花柳の世界で働く女の人のお話って、何だか湿っぽいイメージがあったのですが この本に湿っぽさは一つもありません! 波乱万丈な人生なのですが、とても客観的に淡々と書かれているからかなぁ。 何だか、とってもスカッとするし豪快な美...

戦前、戦後と芸者として活躍した一人の女性のお話です。 花柳の世界で働く女の人のお話って、何だか湿っぽいイメージがあったのですが この本に湿っぽさは一つもありません! 波乱万丈な人生なのですが、とても客観的に淡々と書かれているからかなぁ。 何だか、とってもスカッとするし豪快な美代子さんを想像して声を出して笑ってしまいました!

Posted byブクログ

2012/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

群さんの他のエッセイに登場して気になってた三味線の先生の半生記。すごい波瀾万丈なのに、語り口がちょっと淡々としすぎてたかなー。

Posted byブクログ

2011/12/06

いっつも満身創痍、生きてるんだけど、その破天荒さに思わず笑っちゃう。 天真爛漫な言動の裏に、言葉で語られない多くがあるんだな。

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2011/09/15

幼い頃から苦労が耐えなかったのに、いつも前向きに前進して行く小美代姐さんは素晴らしい!昔の女の人ってホント打たれ強いなー。 群さんの本の中でも一番好きかもしれません。何度も読み直したくなる本。

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2009/10/07

大正14年、浅草の長屋で誕生。人なつこくて、親孝行の働き者、幼くして三味線に秀でた美代子は、14歳のとき、自ら芸者の道を選ぶ。厳しい修業、芸者ゆえの悲恋、幼なじみと結婚後の苦労。東京大空襲にもあった…。大黒柱として一家を支え、どんなときでも明るく前向きにたくましく、激動の昭和を生...

大正14年、浅草の長屋で誕生。人なつこくて、親孝行の働き者、幼くして三味線に秀でた美代子は、14歳のとき、自ら芸者の道を選ぶ。厳しい修業、芸者ゆえの悲恋、幼なじみと結婚後の苦労。東京大空襲にもあった…。大黒柱として一家を支え、どんなときでも明るく前向きにたくましく、激動の昭和を生き抜いた小美代姐さん。爆笑、ときにはホロリと涙、売れっ子芸者の半生を、会心の筆で描いた小説。

Posted byブクログ

2009/10/04

苦労があって、 深刻な状況なのに 子美代姐さんにはユーモアがある。 感動も人情も清々しい。 こんな風に年を重ねて、 おばあさんになるっていいなと思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

読んだ日 2006.7 (借:熊本市東部図書館)    小美代姐さん、いい!   群さんの本は、はずれがないねぇ。  

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