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死ぬのは、こわい? の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2018/11/23

ホスピスケアの診療所にて迎えた死たちのお話。 あとがき(谷川俊太郎さん)が心に沁みます。 死はあさってに行くこと。今日や明日はない。コトバのいらないところへ。 どんな有能な人でさえも、死は自分が迎えないと実感としてわからない。わからないようになっている命の仕組みは、生物が生き続...

ホスピスケアの診療所にて迎えた死たちのお話。 あとがき(谷川俊太郎さん)が心に沁みます。 死はあさってに行くこと。今日や明日はない。コトバのいらないところへ。 どんな有能な人でさえも、死は自分が迎えないと実感としてわからない。わからないようになっている命の仕組みは、生物が生き続けるために必要なのかもしれないと、この本を読んで思いました。 生を満喫しなくては。

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2011/10/02

乾杯!何にだろう。今在ることだろう、今年、こうして生きていることにだろう。生きているといろんなことがあるが、今こうして、痛みや苦しみ、辛さ、から免除されていることにだろう、桜そのものにだろう。お酒がおいしい。

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2011/09/12

徳永さんって実家に本があって名前は知ってたのだけど,読んだのはは初めてかな.よりみちパンセは2冊目.独特の文体で,詩っぽくて,期待してたのとは違ったかもしれないけど,これはこれでいいかな.

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2010/07/13

[ 内容 ] にんげんはなにかをしなくてはいけないのか、はなはたださいているだけなのに、それだけでいきているのに。 「夢二、死にはどんな形容詞が似合うと思う?」 中学2年生の夢二と診療所の「先生」の、生きることと死ぬことをめぐる、ささやかでかけがえのないレッスン。 [ 目次 ]...

[ 内容 ] にんげんはなにかをしなくてはいけないのか、はなはたださいているだけなのに、それだけでいきているのに。 「夢二、死にはどんな形容詞が似合うと思う?」 中学2年生の夢二と診療所の「先生」の、生きることと死ぬことをめぐる、ささやかでかけがえのないレッスン。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/02/06

宇宙に自分は一人じゃないって納得する。 悩みを悩むという喜び、意味を強制収容所で教えられた。 闇の中の点状の光、無音の音が聞こえるような聞こえないような大空。

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2010/10/14

「命っていうのはね、どう生きようかって頭で考えていようがいまいが、とにかく泊動してるもんでね、そこに命の泉みたいなものがあって、そこで湧いている限り、命は在るよ。〜中略〜命って、湧くっていうこと、死って、湧かないってこと、だよ、違う?」 またもやよりみちパン!セシリーズ。 今回...

「命っていうのはね、どう生きようかって頭で考えていようがいまいが、とにかく泊動してるもんでね、そこに命の泉みたいなものがあって、そこで湧いている限り、命は在るよ。〜中略〜命って、湧くっていうこと、死って、湧かないってこと、だよ、違う?」 またもやよりみちパン!セシリーズ。 今回は当たり☆ この命が湧くという表現が物凄くしんなりと、すとんと私の中に落ちてきた。 そして、死ということに対して、物凄く考える。本当は考えることもこわいのだけれど、それでも目をそらさなくていいと言ってきてくれる。 優しく、暖かく、それでも確実なことを伝えてきてくれた。 最後の谷川さんの詩にもほろりと来た。 【8/18読了・初読・市立図書館蔵書】

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2009/10/04

独特な語りかけで素敵な本でした。ところどころに感心するような言葉が入ってたり、深い言葉が入っていたり。是非一度読んでみてほしいです。

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2009/10/07

100%orangeのイラストがカワイイ「よりみちパン!セ」シリーズ19冊目。語り口調で書かれている独特な文章。不思議な雰囲気だけど、伝えたいことはじんわり伝わってくる。

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2009/12/08

ホスピスケアのある野の花診療所の所長さんが中学生夢二を診療所に案内する。そこで出会うのは様々な死。所長先生の会話で構成されており、引き込まれる。 “死”を考えるにはやはり、“死”を経験するのが一番なのかと思えてきた。“生”を精一杯生き、そして“死”を迎えた人に出会っていくことが...

ホスピスケアのある野の花診療所の所長さんが中学生夢二を診療所に案内する。そこで出会うのは様々な死。所長先生の会話で構成されており、引き込まれる。 “死”を考えるにはやはり、“死”を経験するのが一番なのかと思えてきた。“生”を精一杯生き、そして“死”を迎えた人に出会っていくことが大切なんだな。本や資料での出会いでも良いと思う。でも理屈じゃない。難しい。 悩んでたって、苦しくたって、今生きてるってとても幸せなことなんだと感じた。

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2009/10/04

ずーっと、語りかけていくような文章。 まぁ、実際本の中で彼は語りかけているのだけど。 この地球上にいる全ての生き物が、経験したことのない死。 それに対し、抱く思いは人それぞれ。 ホスピスで死に携わる著者が、少年を死に触れさせていく。 死ってなんだろう。こわいことなの...

ずーっと、語りかけていくような文章。 まぁ、実際本の中で彼は語りかけているのだけど。 この地球上にいる全ての生き物が、経験したことのない死。 それに対し、抱く思いは人それぞれ。 ホスピスで死に携わる著者が、少年を死に触れさせていく。 死ってなんだろう。こわいことなのかな? 中学生向けであり、小難しい理論は一切ない。 タイトルの質問に対する、明確な回答は述べられてないものの、これを読んで何かを感じ取れるはず。 涙しました。

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