勝っても負けても の商品レビュー
言葉についてのエッセイ いわゆる哲学のような哲学でない。 しかし、自分で考えることを推奨している。 私もタイトルの年齢に近づいている。 しかし、時事ネタは20年近く昔のことで、 違和感もある。 言葉は何かを固定させる安心な嘘、 というのが底辺に響く主題だろう。
Posted by
この本を読んで、難しくて理解しにくい文章への見方・姿勢が変わった。池田さんいわく、文章はわからないもの、今の人は言葉で理解しようとしすぎ。これを読んで、難しい内容の本でも、ただそよ風のごとく読むことを意識している。
Posted by
相変わらず、すばらしい切り口で論を展開しているなと思います。とくに政治家がかたる言葉について書かれた論考には、思わず唸ってしまいました。
Posted by
2011.10 勝っても負けても 顔は見えると言えない言葉は感情の言葉だが顔が見えないと言えない言葉は理性の言葉 人を見て法を説け 縁なき衆生は度し難し 本当の自由とは自分からの自由である 己を超えた或る存在 天才は才能によって天と直結している
Posted by
「41歳からの哲学」の続編だが、こちらから先に読んでしまった。池田さんの著作を読むのは「帰ってきたソクラテス」に続いて2冊目、前回よりちょっとわかった気がした。もっと読めばもっとわかる気がした。
Posted by
んむむむむむ.... 哲学とはなんぞや、ということはわかっておりませんが、これこそがザ・哲学という気がします。 普遍的な真理を、そうじゃなくて、そうじゃなくて、そうじゃなくて、という形であくまで頭で探っていくような感じ。 それはとても誠実なやりかたなのだろうと思うのですが.......
んむむむむむ.... 哲学とはなんぞや、ということはわかっておりませんが、これこそがザ・哲学という気がします。 普遍的な真理を、そうじゃなくて、そうじゃなくて、そうじゃなくて、という形であくまで頭で探っていくような感じ。 それはとても誠実なやりかたなのだろうと思うのですが....当然、私を導いてはくれないのです。だって、私の「真実」は私が考えないといけないのだもの。 ああ、哲学ってそうなのかぁ、と思いました。 (でも、今の私はもっと身体をはっていきたいのです....)
Posted by
池田さんの本初めて読んだ。雑誌に寄稿していたエッセイの寄せ集めで、軽いノリで読める。「やりたいことがわからない?」という章はまさに今の自分のためのあるようなもので、非常に読み応えがあった。確かに自分の好きなことだけするということは、やりたくないことをすることであり、相当の覚悟が必...
池田さんの本初めて読んだ。雑誌に寄稿していたエッセイの寄せ集めで、軽いノリで読める。「やりたいことがわからない?」という章はまさに今の自分のためのあるようなもので、非常に読み応えがあった。確かに自分の好きなことだけするということは、やりたくないことをすることであり、相当の覚悟が必要だと読んでからわかった。
Posted by
毎回、同じことをいっているのに、なぜこんなに読んでしまうんだろう。ここが、「知識」と「知」のちがいなのだろうと思う。ソクラテスと対話した弟子たちも、きっと、「毎回、おんなじ議論なのに、なぜ、こんなにワクワクするんだろう」と思ったのにちがいない。
Posted by
- 1