子ども図書館をつくる の商品レビュー
☆これも学校図書館とはちょっと異なる。でも、虫好きでのめりこむタイプの男の子を図鑑へと招待して、その後もいろいろな本に興味を広げさせる様子が載っていてとても楽しい。
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【 兵庫県香寺町立図書館の建設前夜のエッセイ 】 兵庫県香寺町立図書館の建設前夜のエッセイ。 大阪府枚方市立図書館の児童担当職員だった著者が、 これから建てる町立図書館の館長に抜擢され、 その建設のために駆け回った記録。 図書館関係者には大変為になる1冊。 読了日:2...
【 兵庫県香寺町立図書館の建設前夜のエッセイ 】 兵庫県香寺町立図書館の建設前夜のエッセイ。 大阪府枚方市立図書館の児童担当職員だった著者が、 これから建てる町立図書館の館長に抜擢され、 その建設のために駆け回った記録。 図書館関係者には大変為になる1冊。 読了日:2005.10.22 分 類:エッセイ ページ:210P 値 段:2400円 発行日:2005年8月発行 出版社:勁草書房 評 定:★★★ ●作品データ● ---------------------------------- 主人公 : − 語り口 : エッセイ ジャンル : エッセイ 対 象 : 一般向け 雰囲気 : 易しい ---------------------------------- ---【100字紹介】------------------------ 大阪府枚方市立図書館の児童担当職員だった著者が、兵庫県香寺町立図書館の建設に関わった記録。計画前の情報収集から、図書館家具、本の選定・分類・購入、サービス計画までの幅広い思考を分かりやすくまとめている ---------------------------------------- 町村の図書館って、こうやって出来ていくんだなあ!と思わず言いたくなってしまいましたね。「子ども図書館をつくる」というタイトルですが、実際は香寺町の町立図書館(相手は子どもとは限らない)の建設前夜のお話です。著者が元々、児童担当者のために特に子どもをターゲットにしている感じなのでしょうか。実際、図書館は子どもの利用率が高いのかも。 章立てがはっきりしていて、順序も分かりやすい。元々、機関紙に連載していたものをまとめなおしたそうです。なるほど。だから1つ1つがはっきりくっきり分かれていて内容的にもまとまっているのですね。これは読みやすい。 情報収集やサービス目標の立て方、家具の選定、本の選定等、確かに司書講習の教科書で読んだことがあるような内容ながらも実践していてしかもこの図書館はすでに建設されて軌道に乗っている、という事実の有るノンフィクションだ、というところは強いですね。よみものとしても面白いし、色々と勉強になる1冊でした。 ●菜の花の独断と偏見による評定● --------------------------------- 文 章 : ★★★ 描 写 : ★★★ 展 開 : ★★★★ 独自性 : ★★★ 読後感 : ★★★ ---------------------------------
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