1,800円以上の注文で送料無料

天女湯おれん の商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/02/26

出版年月日を見ると、シリーズの第1弾。けれど、第2弾という位置づけ。 いわく有りの湯屋の女将・おれんを中心としたお話。 ・・・戻ってきてくれると良いけど。

Posted byブクログ

2013/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

粋で婀娜な、天女湯の女あるじ・おれん23歳。お江戸八丁堀の真ん中にあるこの湯屋には仕掛けがあった。男湯に隠し階段、女湯には隠し戸、どちらも隠し部屋につながっている、行灯と水差しが置かれた小座敷だが、そこはまぎれもない桃源郷。おれんは番台に座って男女の仲を取り持つという案配「ここでのことは、夢。終わったあとは忘れなさい」、色でお上に楯を突く。辻斬り、窃盗、心中、お家騒動。文政の大火、天保の飢饉で不穏が広がりつつある時代。明るくしたたかに生を享受する男と女の姿を描く時代長編。2012/10/16 読了。

Posted byブクログ