愛の保存法 の商品レビュー
悪いけど、これは、駄目だった。どの話を読んでも、こんな状況、陥ったら、疲れて嫌だなぁ、、と思うばかり。さらっと読めたけれど、心を動かされるものが、何も無かった。
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恋愛に行き詰まってる人いませんか?強引に押すだけじゃだめなんですよ。激しさだけが恋じゃぁない。「待つ」って辛そうだけど結構いいかも って思わせる 温帯系の短編集です。平安寿子初読ですがよいです!
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久々にがつんと平安寿子。が、いまいち。6篇の短編集。あ、いまいちといっても、普通に面白いです。期待よりガツンとはこなかっただけで。どれも最後はさばっと寂しい。いや、寂しいがさばっとしてる。か?相変わらずの平安寿子っぷり。ちょっと変わった、からっとしたさらっとした女と、甘くて、どう...
久々にがつんと平安寿子。が、いまいち。6篇の短編集。あ、いまいちといっても、普通に面白いです。期待よりガツンとはこなかっただけで。どれも最後はさばっと寂しい。いや、寂しいがさばっとしてる。か?相変わらずの平安寿子っぷり。ちょっと変わった、からっとしたさらっとした女と、甘くて、どうしようもない、だけどほっとする自然体の男がたくさん出てくる。ほんとは、男女間の生まれながらの違いってそういうもの?もし、違いがあるんだとしたら。
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「愛の保存法」同じ相手と結婚離婚を繰り返すカップル。 「パパのベイビーボーイ」プレイボーイの父親 「きみ去りしのち」彼女の母親が死んでしまったときの対応 「寂しがりやの素粒子」働かず居候を続ける息子の昔の先生 「彼女はホームシック」昔の彼女に振り回される文房具屋の中年男 「出来す...
「愛の保存法」同じ相手と結婚離婚を繰り返すカップル。 「パパのベイビーボーイ」プレイボーイの父親 「きみ去りしのち」彼女の母親が死んでしまったときの対応 「寂しがりやの素粒子」働かず居候を続ける息子の昔の先生 「彼女はホームシック」昔の彼女に振り回される文房具屋の中年男 「出来すぎた男」異母兄弟がいることを告白するマメな父親 駄目な男が主役の六つの短編集。書かれた時期はバラバラなのに、出てくる男は見事にダメ、という点で統一してる。駄目は駄目なりに悟りを開いているので、言うことが揮ってる。『献身する男を女は大事にする』とか。そうかぁ?どいつもこいつも、こんな奴が側にいたら嫌だなぁと思わせておいてから、チラッと魅力的なところを見せ『いいかも』という気にさせてしまう平安寿子マジック。 「パパのベイビーボーイ」が一番のお気に入り。
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何度も結婚と離婚を繰り返し、その度に結婚式を挙げる夫婦「愛の保存法」、定職に就かず、女癖も悪いサイテーの父親とその息子「パパのベイビーボーイ」、大好きな母親を亡くした彼女にどう接したらいいかわからない青年「きみ去りしのち」、物理研究者の居候を苦々しく思う親父「寂しがりやの素粒子」...
何度も結婚と離婚を繰り返し、その度に結婚式を挙げる夫婦「愛の保存法」、定職に就かず、女癖も悪いサイテーの父親とその息子「パパのベイビーボーイ」、大好きな母親を亡くした彼女にどう接したらいいかわからない青年「きみ去りしのち」、物理研究者の居候を苦々しく思う親父「寂しがりやの素粒子」、不動産マニアの都季子と彼女を長年見守る中年男「彼女はホームシック」、3回の結婚で5人の子供をもうけた貧乏男と最初の妻「できすぎた男」。エキセントリックな人々とそれに振り回される?普通の人々の関係を、ユーモアたっぷりに描く。物の見方があっ、と変わる ような瞬間が快感。「愛の保存法」「きみ去りしのち」「できすぎた男」が面白かったかな。装丁の白くまもかわいい。
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