なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? の商品レビュー
「できない人」が「できない人」になってしまっている理由や,「できる人」と「できない人」のギャップを丁寧に説明し,それを認識した上で,如何にして「できる人」を育てられる人になるかを説く。読みやすい構成とは思わなかったが,上からの目線でないぶん,「できる人」にとっては視点の変換につな...
「できない人」が「できない人」になってしまっている理由や,「できる人」と「できない人」のギャップを丁寧に説明し,それを認識した上で,如何にして「できる人」を育てられる人になるかを説く。読みやすい構成とは思わなかったが,上からの目線でないぶん,「できる人」にとっては視点の変換につながるのではないか。良い本を読んだように思う。
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「名選手は名監督にならない」と、当たり前のように言われます。 自分自身に後輩のマネージメントを求められるようになった時に、どうすれば「名監督」になれるかは自分なりに分かっているつもりでしたが、実は大きな落とし穴にはまり込んでいることに気づかせてくれました。 今まで接してい...
「名選手は名監督にならない」と、当たり前のように言われます。 自分自身に後輩のマネージメントを求められるようになった時に、どうすれば「名監督」になれるかは自分なりに分かっているつもりでしたが、実は大きな落とし穴にはまり込んでいることに気づかせてくれました。 今まで接していた「できる」後輩と、今接している「できない」後輩のどちらも伸ばすことができない限り、「できる人を育てられない人は、いつか組織から必要とされなくなる」という言葉通りになりかねません。 自分が「できる」人だと思って誇りに思っている人こそ、ぜひ読んで欲しい1冊です。
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マネージャー必読の書として推薦します。「できる人を育てる人」になるためには、いわゆる「できる人」と「できない人」の違いを正確に認識することから始まるのです。様々な観点からその違いを説明している本書前半は特におススメ。一読に値します。時間のない方は前半のまとめのP146-148だけ...
マネージャー必読の書として推薦します。「できる人を育てる人」になるためには、いわゆる「できる人」と「できない人」の違いを正確に認識することから始まるのです。様々な観点からその違いを説明している本書前半は特におススメ。一読に値します。時間のない方は前半のまとめのP146-148だけでも是非読んでみて下さい。
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頑張り屋の管理職に贈る身近なコーチング指南書。著者が現場目線なだけに示唆に富む話が多い。整理して消化する上では、あまり構造化されていないので読者が努力して丁寧に読む必要がある 【メモ】報われるイメージの有無 / コンピテンシーの根底にある「行動に至る固有の動機」は伝授できない /...
頑張り屋の管理職に贈る身近なコーチング指南書。著者が現場目線なだけに示唆に富む話が多い。整理して消化する上では、あまり構造化されていないので読者が努力して丁寧に読む必要がある 【メモ】報われるイメージの有無 / コンピテンシーの根底にある「行動に至る固有の動機」は伝授できない / サイバーエージェント藤田社長、立ち上げ初期に人数少ない中ビルのワンフロアを借りた。そういう意欲を万人がもてるわけではない / ほんの少しのペース調整を軽視して自分のスピードを相手に求める弊害 / 「吸収する姿勢」は一部の人にだけ通用する常識 / 玄侑宗久「感覚は記憶により捏造される」/ 自分が一番仕事をしているという実感は要注意 / MBA的「What's your goal」という明確な目標が人を必ずしも動機付けるわけじゃない / コミュニケーションの結果を観察できる人が少ない / 仕事の力量の差はマニュアルの咀嚼力 / 基本的モラル常識の枠組みができていない人には強烈に徹底して道を理解させる / 自分の頭の回転に合わせようとする=じっくり丁寧に、一つのことを繰り返しせば、伝わると誤解している / 次元が低いと決め付ける次元の低さ / 教えすぎると頭から抜けていく / できる人の「自己信頼」はHowに、できない人の「自己不信」はできないReasonに着目してしまう / 松井「自分のコントロールできることをやっただけ」/ 問題解決のWhyとその場しのぎのWhatとの溝 / 相手が間違っているという判断が間違っている可能性に目を向ける / 違いの蓄積(自己認識、人生観、周囲からの見られ方)を考慮する / かすかな感触や印象は当事者には強烈に届いている / 最大公約数の納得を求めない / 一般結晶性知能 / 絆をつくる3つのing:Doing、Feeling、Being(人としてどうなのか)/ 「できない事実」を客観的に特定し、「できない存在」であるという思い込みを外す / カリブレーション / 「伝える」ことに追われて「伝わる」ことへの意識が薄れている / ホウレンソウを「確認」で補う / 「相手の中にある可能性を引き出す」という原理原則と、そのために選ぶ手段を混同しない / 影響力のレベル:強制介入⇒判断の余地を与える⇒助言して判断させる⇒委ねる / 部下育成4ステップ:視点をプラス思考に⇒動機付け⇒進捗管理⇒目標の引き上げ
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以前にも同じような本を読んだのですが、コチラのほうがより本質的かと。『個々人によって見ている世界が違う』という言われてみれば当たり前のことを認識する事がすべてのスタートのようです。 もちろん、”できる人”と”できない人”という選民思想を取り上げた本ではないので、あしからず。(sh...
以前にも同じような本を読んだのですが、コチラのほうがより本質的かと。『個々人によって見ている世界が違う』という言われてみれば当たり前のことを認識する事がすべてのスタートのようです。 もちろん、”できる人”と”できない人”という選民思想を取り上げた本ではないので、あしからず。(shin1)
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「できる人」が強要する「できない人」にとっての迷惑について考えさせられる本。なんらかの組織の長の方は是非ご一読をお薦めします。
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2006/2/8購入。自分ができる人間だとは思っていませんでしたが、2004年からのマイブームである「人材育成」で、読んでみた。で、良かったです。特に・・・
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