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星の王子さま の商品レビュー

4.1

373件のお客様レビュー

  1. 5つ

    142

  2. 4つ

    121

  3. 3つ

    72

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    3

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2024/03/04

「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」というキツネの言葉が印象に残った。 ストーリー自体はあっさりしていて読みやすいが、ところどころに作者の当時の人間社会に対しての主張のような表現があった。 王子さまが地球上に10万匹もキツネがいる中で1匹のキツネと絆を作り、飼い慣らし、...

「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」というキツネの言葉が印象に残った。 ストーリー自体はあっさりしていて読みやすいが、ところどころに作者の当時の人間社会に対しての主張のような表現があった。 王子さまが地球上に10万匹もキツネがいる中で1匹のキツネと絆を作り、飼い慣らし、愛着が湧くようになるシーンは普段自分が何気なく生活している中で、自分の周りにいる人たちや、生き物、家などに愛着が湧く出会いや過程をあまり考える機会を作ってないなと思わされた。

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2024/03/01

読もうと思ってずっと読んでなかった本。 他人からの評価や売上の数字なんかは本当は取るに足らないことで、自分にとって愛すべき何かより大事なものが他にあるだろうかと実感させてくれた。ひとつひとつの言葉が深くて、一回読んだけでは味わいきれてないと思う。 完全な個人的実感ですが、肉体がな...

読もうと思ってずっと読んでなかった本。 他人からの評価や売上の数字なんかは本当は取るに足らないことで、自分にとって愛すべき何かより大事なものが他にあるだろうかと実感させてくれた。ひとつひとつの言葉が深くて、一回読んだけでは味わいきれてないと思う。 完全な個人的実感ですが、肉体がなくなってもその人はいなくなった訳ではないんだなと。王子の軌跡を一緒にたどっていて最後には胸が熱くなった。

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2024/02/29

思ったよりあっさりしてる話。そこには掴みきれない人生の本質があるのだろうか。一回読んだだけでは落とし込めない魅力があった。

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2024/02/23

社会人6年目。7年ぶりの再読です。 忙しい毎日でどれだけ擦り減っても忘れたくないマインドがここにはあります。 生きる楽しさの本質、かけがえのない存在とは何か、人生においてとても大切なことを教えてもらいました。

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2024/02/15

再読。何年か前に読んだ時はキツネの言葉だけが刺さったことを記憶している 今回は小惑星の大人の言葉に大人の自分を重ね合わせる なんか虚しいような気持ちになった 数字にしか興味のない大人になってしまっている

Posted byブクログ

2024/02/11

3年の積読をやっと消化した。 2005年、『Le Petit Prince』の著作権が切れて翻訳ラッシュが起きた。本書もその一環で刊行された。よって390円+税と大変お求めやすい。邦訳は10数種類あるけど「星の王子さま」と冠しているのが1番多い。直訳すれば、ホントは「小さな王子...

3年の積読をやっと消化した。 2005年、『Le Petit Prince』の著作権が切れて翻訳ラッシュが起きた。本書もその一環で刊行された。よって390円+税と大変お求めやすい。邦訳は10数種類あるけど「星の王子さま」と冠しているのが1番多い。直訳すれば、ホントは「小さな王子さま」とのことだが、池澤夏樹は「Petitに込められた親愛の感じはそのままでは伝わらない」と言って「星の王子さま」を採用している。私も支持する。 というところから始まって、一つの単語の訳をどうするかによって、一つの世界そのものが大きく変わるということを、本書は証明している。1番大きいのは「(狐と)仲良くしてくれ」と従来言われていた訳を「飼い慣らしてくれ」としたところだろう。以前読んだ池澤夏樹娘との対談「全部本の話」を読めば、此方の方がより正しいと、私も思う。 ‥‥と、書いている途中、どうして21年にこれを買ったのか思い出した。「図書2021年8月号」で「星の王子さまのいない星」(吉田篤弘)という文章を読んだからだ。うわっ、自ら作った課題から3年間逃げていた。逃げていたこと自体を忘れていた。かつてこれで、何度自分を誤魔化してきたのか、つい思い出しそうになる。フランス人の好きな台詞を借りれば「これも人生」。 その時自らに課した課題を要約すれば以下の3点である。 ① 「かんじんなことは目に見えない」は王子さまが言った言葉ではないのか? ②だとしたら、この本の主人公は誰なのか? ③王子さまは何故地球に来たのか? これらの問いの最後には、当然次の問いが控えている。 ④王子さまは目的を達して帰っていったのか? ①は最初は狐が言ったのである。でも王子さまは、すぐさまそれを自分なりに解釈して「ぼく」に語っている。 だから②の答えは王子さまなのだ。 ③と④に関して言えば、私なりの解釈を持っているけれども、なんかまだもやもやしている。まさか、ここまで「難しい」文学とは思わなかった。あと数回読まないとハッキリしないかもしれないので、此処には書かない。

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2023/12/22

15年前、中学生の頃に読んだけど記憶に残っていなかったので、読み直してみた。 正直、前半はあまり頭に入ってこないくらい退屈だった。けど、後半、キツネが登場して以降は心に染みる言葉が並んでいた。 誰かに「飼い慣らされる」と、それは自分にとって唯一無二のかけがえのない存在となる。そ...

15年前、中学生の頃に読んだけど記憶に残っていなかったので、読み直してみた。 正直、前半はあまり頭に入ってこないくらい退屈だった。けど、後半、キツネが登場して以降は心に染みる言葉が並んでいた。 誰かに「飼い慣らされる」と、それは自分にとって唯一無二のかけがえのない存在となる。それのことを思うと幸せを感じる。 王子様にとっては一輪のバラであり、一匹のキツネである。 飛行士にとっては王子様である。 それは、他の人から見たら、他のバラやキツネや人と見分けがつかない、なんの思入れも無い存在。でも、「飼い慣らされ」た人から見たら、大切な存在。想うだけで心温まる存在。 そんな存在になること=深い関係を持つこと自体を、王子様は「贈り物を贈る」と言っている。その贈り物とは、”かけがえのない存在”であり、”かけがえのない存在を想う時に感じる愛や幸せ”である。 そして、こういった大切なものは、「目には見えない」という真理を言った。 読みながら、私自身の家族や恋人、友人のことが思い浮かんだ。 当たり前のことを、この本の詩のような文章を通じて改めて実感した。周りの大切な人のことを、自分にとって大切な人なんだと改めて感じた。いてくれてありがとうと思った。

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2023/11/18

名作中の名作として長く愛されている作品であることは知っていたので、知識として読んでおくのはいいかなということで読んだ。 正直、何が言いたいのかさっぱりわからなかった。だから感想も何も…という感じ。私の理解力や感受性が乏しいのか、それともまだ大人になっていないからなのか。 しばらく...

名作中の名作として長く愛されている作品であることは知っていたので、知識として読んでおくのはいいかなということで読んだ。 正直、何が言いたいのかさっぱりわからなかった。だから感想も何も…という感じ。私の理解力や感受性が乏しいのか、それともまだ大人になっていないからなのか。 しばらく時間をおいて、また読んでみたいと思った。

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2023/09/28

毎晩2ページずつ、やっと読み聞かせが終わって振り返ると、ずいぶんと難しいお話だったように思う。大人でも考えさせられる。まるで謎かけだ。 ここから何をすくって、何を自分たちの血肉にしてくれるのだろう。 星の王子さまは、すこし物悲しくてどこか寂しい。 そしてぼくの当たり前の中に、い...

毎晩2ページずつ、やっと読み聞かせが終わって振り返ると、ずいぶんと難しいお話だったように思う。大人でも考えさせられる。まるで謎かけだ。 ここから何をすくって、何を自分たちの血肉にしてくれるのだろう。 星の王子さまは、すこし物悲しくてどこか寂しい。 そしてぼくの当たり前の中に、いくつかの示唆だけを残して故郷に帰っていってしまう。さすがフランス人。深い。そして分かりにくい。ガス燈の点灯夫のくだりなど、参考書が欲しいと思ったくらいだ。 単純な私は、王子さまとぼくが睦まじく暮らしましたとさ、という勝手な結末を思い描きながら読んでしまった。 すまん、我が子ら。 もしいつか覚えてくれていたら、解釈を聞かせて欲しいな、なんてひっそり思った。 ん?もしかすると、自分はバラなのかな。

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2023/09/05

星の王子さまと一緒に世界を旅した気分になった。「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」というキツネの言葉は名言だと思う。

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