大杉栄の思想形成と「個人主義」 の商品レビュー

飛矢崎雅也(著者)

2012/07/22

大杉研究のうちかなり新しいものである。大杉の生涯についてはかなり研究し尽くされ、また大杉のアナーキズムや労働運動、社会主義の切り口による研究が進んだ中で、大杉の個人主義という視点から大杉の思想を論じた一冊。言いたいことはわかるがイマイチキレが悪い。『大杉栄 自由への逃走』からのパクリも散見。