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彫刻の呼び声 の商品レビュー

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2016/01/06

そもそもは、絵画とは?と考えているうちに彫刻の存在が気になりだした。海外で大きなものや歴史的にエポックメイキングな彫刻を見た後では、彫刻の事をもっと知りたくなった。この本を読み進めると、日本の彫刻史が、西洋と比べると、その特徴があぶり出されきてもいる。重要な彫刻家や作品について触...

そもそもは、絵画とは?と考えているうちに彫刻の存在が気になりだした。海外で大きなものや歴史的にエポックメイキングな彫刻を見た後では、彫刻の事をもっと知りたくなった。この本を読み進めると、日本の彫刻史が、西洋と比べると、その特徴があぶり出されきてもいる。重要な彫刻家や作品について触れられている。いつかまた読み返したいと思わせる一冊でした。

Posted byブクログ

2012/11/09

ドナルド・ジャットからはじまるこの本は、「彫刻」と「彫刻すること」を論じている。類彫刻、絵画・平面と彫刻・立体・もの・のジャンルを著者は分ける。純粋な彫刻・彫刻することは何なのか。読み進めるうちにイメージできてる気がするが、実際手を動かし着手しようとすれば、作品が類彫刻やレリーフ...

ドナルド・ジャットからはじまるこの本は、「彫刻」と「彫刻すること」を論じている。類彫刻、絵画・平面と彫刻・立体・もの・のジャンルを著者は分ける。純粋な彫刻・彫刻することは何なのか。読み進めるうちにイメージできてる気がするが、実際手を動かし着手しようとすれば、作品が類彫刻やレリーフ・絵画の延長であると行き詰まる。  絵画を制作している人が同じ空間に立体作品を展示するのは当たり前になっている。二次元で描いたものを三次元にも存在させたいらしい。それをみるとは立体にすることはとてつもなく難しいものなんだと実感する。  現代はものを立体的に把握することよりフラットに捉えることに長けている。立体を意識することがない、立体的に考えることが難しい。平面作家が立体作っちゃってもそれは「彫刻」ではないと、この本を読んで確信した。  ものと「不透明性」の話も興味深かった。 なぜもっと早くこの本に出会わなかったのかと悔やむ。が、「今だから」出会ったのだと切り替え、購入を考えている。

Posted byブクログ

2010/02/11

Ⅰ 現代彫刻を考える十二講 Ⅱ 二十世紀の彫刻 Ⅲ 帰還、あるいは逍遥 Ⅳ とどまる手と超える手の間で 索引 あとがきの場を借りて (目次より)

Posted byブクログ