人形つかい 新装版 の商品レビュー
最近海外SFがマイブームだ。 ハインラインとか文学少女っぽくね?みたいなのもある。 あっという間に読めちゃった。おもしろいね。 別のモノに自我が乗っ取られるおぞましさっていうのが、 感覚として伝わってきた。幸福とか充足って、”そういうこと”じゃないんだよね。 表紙の人...
最近海外SFがマイブームだ。 ハインラインとか文学少女っぽくね?みたいなのもある。 あっという間に読めちゃった。おもしろいね。 別のモノに自我が乗っ取られるおぞましさっていうのが、 感覚として伝わってきた。幸福とか充足って、”そういうこと”じゃないんだよね。 表紙の人物、誰が誰だか全然わかんないんだが。まあ、気にしまい。
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ずっと昔に読んだ本を再読。あいかわらずのハインラインネスク(※)で安心の一冊。 ●面白かった点 主人公が欠点をかかえつつも問題に体当たりして解決していくところ。ハインラインネスクの王道だけど気持ちがいい。オヤジから認められるところもいい関係ですばらしい。 ●気になった点 なし ※その筋では一般的だと思っていたけど、違うかも。ハインライン的ジュブナイルという意味です。
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ロバート・A・ハインラインと言えば、 「夏への扉」と「人形つかい」。 ウエットなところが、他のSFとは全然違う。 読後感の良さは比類なし。
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宇宙からの侵略物。 絵が描かれてなかったので良かったけど、侵略者の形状が気持ち悪い。 主人公がある生物を嫌っている表現があるが、理由がいまいちはっきりしなかったことだけが不満。
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■(「BOOK」データベースより) アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほと...
■(「BOOK」データベースより) アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。 ■感想 最初はそうでもなかったけど、読んでいくうちにだんだんと表紙に違和感を覚える。 たぶんサムとメアリなんだろうけど、私のイメージとものっそい違う。 ハインラインは夏への扉の印象が大きかっただけに、パイレートの扱いには結構本気で泣いた。 猫らしい猫らしさなんだけど、あれはない…(´;ω;`)ぶわっ しかし夏への扉のヌーディストビーチといい、今回の服を脱ぐアレといい、ハインラインは服を脱げ派なんだろうか。 本編はそれなりに面白かったけど、たぶん二度と読めない本になった。 パイレートのアレはキツイ。
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SFの大家ロバート・A・ハインラインの作品。アマゾンの感想にもありましたが、寄生獣の小説版と言うと分かりやすいかも。 雰囲気はとてもいいのですが、主人公の独白的な口語体も相まって、グダグダな空気になりがちなのが残念。雰囲気は面白いのに、そのせいで読み手を選ぶ作品。カバーのようなハ...
SFの大家ロバート・A・ハインラインの作品。アマゾンの感想にもありましたが、寄生獣の小説版と言うと分かりやすいかも。 雰囲気はとてもいいのですが、主人公の独白的な口語体も相まって、グダグダな空気になりがちなのが残念。雰囲気は面白いのに、そのせいで読み手を選ぶ作品。カバーのようなハードボイルドさは欠片もありません。 終盤のカラルシス的なものも、主人公の性格のせいで効果が半減している気がします。 面白いと思うけど……な残念な作品
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9月20日読了。 とてもスリリングで面白い本でした。 30年位前に書かれた本ですが、物語の始まりが2007年なんですねww 超近未来化しています!! 実際にこの規模の宇宙生物の侵略を受けたら、たぶん人類に勝ち目はないでしょうね。 表紙がラノベっぽいのがちょっとあれです...
9月20日読了。 とてもスリリングで面白い本でした。 30年位前に書かれた本ですが、物語の始まりが2007年なんですねww 超近未来化しています!! 実際にこの規模の宇宙生物の侵略を受けたら、たぶん人類に勝ち目はないでしょうね。 表紙がラノベっぽいのがちょっとあれですね……。 (長門有希の100冊の一つです) 現在紛失中orz
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ある日ナメクジみたいな宇宙からやってきた生物が地球を侵略しはじめる。このナメクジは寄生生物で人間の背中に取り付き、取り付いた宿主を思うままに操ることが出来る。寄生生物は人間に気づかれることなく、徐々に仲間を増やしていく。秘密捜査官サムは、おやじ(オールドマン)と赤毛の美人捜査官メアリとともに、何とかしてナメクジによる侵略を食い止めようとする…。 この小説の中では、宇宙から来た寄生生物は、恐怖と憎悪の対象として描かれている。それに立ち向かう人類(アメリカ人)の英雄という構図だ。細かい調査抜きで、寄生生物と平和的な話し合いの機会を設けず、ただ「敵は殺せ」というアメリカの正義至上主義的な姿勢が貫かれている点には少々疑問を覚える。が、ハリウッドなんかでアクション映画として売り出したら、うってつけの娯楽映画になるんじゃないだろうか。 ちなみにサムがメアリを彼の別荘に連れて行ったとき、パイレートという猫がメアリを受け入れることを示す一種の儀式めいたことをする。 " 「やれやれ安心した」とぼくはいった。「いまちょっと、きみをここに置いておくのを彼[雄猫]が許してくれないんじゃないかと思ったよ」 メアリは顔を上げて微笑した。「心配することはないわ。私の三分の二は猫だもの」 「あとの三分の一はなんだい?」 「それはあなたが見つけるのよ」 " 殺し文句だね。なんていい女だ。惚れる。
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人間を巣食う「ナメクジ」に対して、主人公はどう立ち向かっていくのか? 2007年という設定がいかにも生々しい。
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1951年の作品。緊迫感の持たせ方と最後の大団円エンドは古きよきSFではあるけれど、読後感はなかなか良。
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