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おまけのこ の商品レビュー

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124件のお客様レビュー

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「しゃばけ」の世界が更に広がる一冊

「しゃばけ」シリーズ第4弾。おなじみの面々が出てきますが、いつもは脇役の「屏風のぞき」や、きゃわきゃわ言っているだけの「鳴家」たちが活躍しているのも、読みどころ。「しゃばけ」の世界が更に広がる一冊です。

midori

2023/11/04

<目次> 略 <内容> これも5作中3作が「小説新潮」に、2作が書き下ろし。畠中ワールドに慣れて、入り込みやすくなった。影女と雲外鏡。飛縁魔もうまく料理してる。「狐者異(こわい)」は哀しい話。「ありんすこく」の決着はちょっと乱暴。「おまけのこ」は、鳴家(やなり)が主人公のちょっと...

<目次> 略 <内容> これも5作中3作が「小説新潮」に、2作が書き下ろし。畠中ワールドに慣れて、入り込みやすくなった。影女と雲外鏡。飛縁魔もうまく料理してる。「狐者異(こわい)」は哀しい話。「ありんすこく」の決着はちょっと乱暴。「おまけのこ」は、鳴家(やなり)が主人公のちょっとかわいい話。バラエティに富んでいる。

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2023/10/28

表題作を含む五編が収録された短編集。 病弱ながら鋭い観察眼を持つ若だんなと、個性豊かな妖(あやかし)たちの活躍が魅力のしゃばけシリーズ。 四作目は若だんな以外の登場人物や、妖たちにスポットを当てた作品が多く、前作の登場人物が再登場するなど、短編集ならではの楽しさが感じられまし...

表題作を含む五編が収録された短編集。 病弱ながら鋭い観察眼を持つ若だんなと、個性豊かな妖(あやかし)たちの活躍が魅力のしゃばけシリーズ。 四作目は若だんな以外の登場人物や、妖たちにスポットを当てた作品が多く、前作の登場人物が再登場するなど、短編集ならではの楽しさが感じられました。 どうにもならない出来事の前に、打ちひしがれ哀しい気持ちになる作品もあるのですが、シリーズを通して根底にあるのは優しさや温かさで、悩みに対する向き合い方にも様々あると教えてくれます。

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2020/05/14

お雛の化粧を扱った畳紙、一太郎と栄吉の幼い頃の動く影、吉原が舞台のありんすこく、鳴家が活躍するおまけのこと、全体的に良い話が多かったです。

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2020/01/04

こわいが余りにも不憫。自ら拒否したのだが、優しい若だんなとも居られないこわいは誰とならば一緒にいられるのだろう。

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2021/03/18

「こわい」「畳紙」が特に印象に残った。 「ありんすこく」と「おまけのこ」は、なんとなく消化不良。 もう少し詳しい結末を描いてほしかったかな。 「動く影」も、お美津のことがわかりきらない。 あえてそのようにして、次の作品のネタにするつもりなのだろう。。。

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2018/09/22

こちらも短編集。読みやすい。 今作は各キャラクターに焦点を当てた話が多くて読んでいて楽しかった。 ただ、短い中にまとめるのが難しいのか、終わり方が強引な感もある。 個人手には「畳紙」が好き。

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2018/05/13

シリーズ第四弾 短編集。 小さな一太郎の冒険に、小さな鳴家の冒険。 一太郎は子どもの時。鳴家は今の話。 こわいより 職人の腕が上がる薬を貰うより、自分の力でという栄吉を佐助が誉めた! 「はっきり言います。栄吉さんにとって、そいつは人の二、三倍は大変なことで」 「だが、そいつは一...

シリーズ第四弾 短編集。 小さな一太郎の冒険に、小さな鳴家の冒険。 一太郎は子どもの時。鳴家は今の話。 こわいより 職人の腕が上がる薬を貰うより、自分の力でという栄吉を佐助が誉めた! 「はっきり言います。栄吉さんにとって、そいつは人の二、三倍は大変なことで」 「だが、そいつは一人前の男の考え方ですね。江戸っ子の男伊達ですよ。栄吉さん、いい男になってきましたね」

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2017/11/08

「おまけのこ」の家鳴りの大冒険が可愛い。1作目から比べて少しずつ若だんなが成長しているのが感じられる。次作が楽しみ!

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2017/07/07

おまけのこ しゃばけシリーズ4冊目。 「こわい」 人からも妖からもきらわれる「こわい」が持つ天狗の薬を巡って騒動が起きる。 なんとも切ない。妖と人との言動の捉え方の違いから不幸を回避して、これで良かったのかまた悩ましい。 「畳紙」 厚化粧のお雛 前の巻で出ていたお雛の事が描か...

おまけのこ しゃばけシリーズ4冊目。 「こわい」 人からも妖からもきらわれる「こわい」が持つ天狗の薬を巡って騒動が起きる。 なんとも切ない。妖と人との言動の捉え方の違いから不幸を回避して、これで良かったのかまた悩ましい。 「畳紙」 厚化粧のお雛 前の巻で出ていたお雛の事が描かれていて良かった。 「動く影」 一太郎の子供の頃で、まだ妖の手代もおらず、友達と共に解決する話 子供たちが恐怖を前に手を繋いで頑張る姿が可愛い。 「ありんすこく」 花魁の足抜けを手伝う話し 「おまけのこ」 鳴家の大冒険。鳴き声が可愛いなぁと思っていたけど、このお話でますます可愛くなってきた。

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