旅の途中で の商品レビュー
高倉健さんが味わい深…
高倉健さんが味わい深い語り口調で自身の体験をラジオで話したのを本にした作品。
文庫OFF
この本を読んで、まさに現代の侍とも言えるような、高倉健さんのまっすぐで妥協もせず、それでいて温かい人柄を感じた。 仏様からいただいた人生で、燃え尽きた。と高倉健さんのように言えるような人生を歩みたいし、何だか元気も貰えました
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20171128 役者の中の役者。ストイックな人。ゴルゴ13。自分の中での健さんのイメージ。ここのところ読んだ本の中で何回か著書の話が出ていて、皆、何度も読み返す本として紹介されていた。触れてみて分かりました。私も同じように薦めると思います。できたら政治家や俳優の方で読んでいない...
20171128 役者の中の役者。ストイックな人。ゴルゴ13。自分の中での健さんのイメージ。ここのところ読んだ本の中で何回か著書の話が出ていて、皆、何度も読み返す本として紹介されていた。触れてみて分かりました。私も同じように薦めると思います。できたら政治家や俳優の方で読んでいない方は是非!
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1996年から2000年まで5回にわたったラジオのニッポン放送番組をもとに書き下ろしたものだそうです。兄が予科練に合格し「ばんざ~い ばんざ~い」の陰で、一筋の涙を流した父親のこと。鹿児島・知覧の冨屋食堂の鳥浜トメさんに「明日、自分の魂はホタルになって帰ってきます」と言って出撃し...
1996年から2000年まで5回にわたったラジオのニッポン放送番組をもとに書き下ろしたものだそうです。兄が予科練に合格し「ばんざ~い ばんざ~い」の陰で、一筋の涙を流した父親のこと。鹿児島・知覧の冨屋食堂の鳥浜トメさんに「明日、自分の魂はホタルになって帰ってきます」と言って出撃した若い特攻隊員のこと。大学時代、遊郭でお金がないのに部屋にあげてくれ、「指輪をはずして、これでトーストでもお食べなさい」と言ってくれたお姉さん。忘れられないことばかり。
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今まで高倉健さんがどの様な方か、あまり知らなかったが南極のペンギンという朗読を聴いて興味を持ち、本書に至る。 我々が忘れがちなピュアな部分を非常に大事にされている方だと感じ、大いに共感し、また高倉健さんみたいに生きれたらと羨ましくも思った。
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三冊目の健さんのエッセイ。 これも、じーんと来る良さがあった。 各界の(比較的無名な)新進気鋭の若手に対するエールと、彼らに対するリスペクト。 不器用なんじゃなく、感受性がとても鋭敏なのだろう。 比叡山 酒井阿闍梨との対談も良かった。
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健さんの人を気遣う心が溢れているのが分かります。 決して威張ることなく控えめで、それでいて強い精神力と集中力を持って仕事に立ち向かう、そんな魂に惚れていくんだと思いました。
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*著者のイメージ* あらゆる人生を送ってきた善い人達と、たくさん出会ってきたであろうお人だから、考え方が豊富で、色んな人生を築いてきたろうな!、と。ところが、本書でイメージが変わって困惑。男は皆、男である(笑) *著書の感想* 珍しく一字一字丁寧に読んだ。 著者が接した人から直...
*著者のイメージ* あらゆる人生を送ってきた善い人達と、たくさん出会ってきたであろうお人だから、考え方が豊富で、色んな人生を築いてきたろうな!、と。ところが、本書でイメージが変わって困惑。男は皆、男である(笑) *著書の感想* 珍しく一字一字丁寧に読んだ。 著者が接した人から直接受けた刺激、感情、心意気といったものが、 「心遣い」 「絆」「思いやり」「一途」等、『心』の大切さや憧れを説いている。 沁みた。 いくつも沁みました。
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今年亡くなった高倉健さんのエッセイ集。健さんの視点、ものの感じ方がとてもいいなと思った。こんな生き方をしてみたいと思える内容だった。
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ラジオ番組と連動した健さんのエッセイ。ということで、語り口調で書いてあることもあり、また妙にまとまっちゃった感があることもあり、これが健さんの本音なのかというと、そのタネではあるんだろうけど、完全にそうではない気がしてしまう。 ただ、この思いって自分が期待する健さん象との違いなん...
ラジオ番組と連動した健さんのエッセイ。ということで、語り口調で書いてあることもあり、また妙にまとまっちゃった感があることもあり、これが健さんの本音なのかというと、そのタネではあるんだろうけど、完全にそうではない気がしてしまう。 ただ、この思いって自分が期待する健さん象との違いなんだろうな。この本のなかでも健さんは、「自分はむしろおしゃべりなほうなんじゃないかと思ってる」みたいなことを書いているんだけど、ついつい渋く朴訥で言葉少なな語りを期待してしまうもの。 交友のある刀鍛冶や鮨職人といった人からの手紙も載っているんだけど、みんな「兄貴!」って感じに丁寧な硬い文章になっているのがおかしい。健さんは教えを受けているつもりだったり、尊敬していたり、はたまたイーブンな友達関係でいたかったかもしれないのに、兄貴ぶらないといけないこともあったろう。高倉健をやるのは大変だったろうな。
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