聖徳太子と法隆寺の謎 の商品レビュー

倉西裕子(著者)

2023/04/25

倉西裕子先生の仮説は理解しがたいうえ妄想と思い
途中で中断した・・・氏の提唱する日本書記の編年
が多列構造であるそして120年のずれがあるの説に
よれば、特定の人の事柄を別人にすりかえれる為に
聖徳太子を聖武天皇や長屋王に投影するらしい
（卑弥呼と台与の存在を神功皇后に投影など）
難しくて理解できん、間違えた知識を頭に入れたく
ないので中断(´･ω･｀)

2021/08/08

著者の前著から繋がり、日本書紀の年号と実際の年の120年のズレから、それが後世の意図的な編年ではないかという課題。そして聖徳太子の実在非実在の問題、法隆寺再建の理由を追及する。
解釈の判断はできないけどきちんと事実に立脚しているのは良。前著も読もう。
基礎知識の不足故、読み飛ばしつつだけど、史的イエスの問題や新訳の構成巡る話と似る。