はじめて読むニーチェ の商品レビュー
ニーチェの大まかな概…
ニーチェの大まかな概念を抜き出してくれているので、高校の倫理の勉強にも役立ちました。
文庫OFF
ニーチェの小伝と,ニ…
ニーチェの小伝と,ニーチェの思想のキー概念の解説,主要著作の紹介の三部構成.ニーチェの個々のアフォリズムの読解を試みるミクロ的な入門書が 西尾幹ニ『ニーチェとの対話』ならば,この本はマクロ的にニーチェの思想を紹介しているものといえるかもしれない.
文庫OFF
ブームだからと云うので、お手軽にニーチェの思想を理解しようとこの本を読んでも役に立たないだろう。デリダ、ドゥルーズ、ガタリまで登場するので、西欧の哲学史、思想史、宗教史の基本ぐらいは理解してないと面白く無い。第1章はニーチェの伝記、第3章は主要著作の紹介になっているので、資料とし...
ブームだからと云うので、お手軽にニーチェの思想を理解しようとこの本を読んでも役に立たないだろう。デリダ、ドゥルーズ、ガタリまで登場するので、西欧の哲学史、思想史、宗教史の基本ぐらいは理解してないと面白く無い。第1章はニーチェの伝記、第3章は主要著作の紹介になっているので、資料として便利。第2章はニーチェの思想解明をするのだが、けっこうユニーク。ですます体で全般に易しい言葉で書かれているが、所々日本語の用法が変なところがある。
Posted by
途中で挫折。 はじめて読むって書いてあるが、完全にはじめて読む人ようじゃーないと感じるのは私だけか。意味わからん~~~!! もうちょっとザックリ解説してあるものからのほうが、良さそうだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 哲学にも「発見」と「発明」がある―価値の大転倒をはかる、稀代の企み。 ヨーロッパの歴史は、文明も道徳も無力なものへと向かう。 それをニヒリズムと呼んだニーチェは、従来の価値を一蹴した。 病の拷問のような生涯を賭して書きつづけ、この孤高の人は看破する。 世界は「永遠回帰と力への意志」をつうじて、人間の意志とは無縁に展開しているのだ―。 「同じきものの永遠回帰。 いっさいの来たるべきものにとってわれわれの知、迷い、われわれの習慣、生活様式は無限の重要性をもつ。 残された生をわれわれはどうするのか?」一見奇怪なニーチェの問いの深奥をとらえた、気鋭の入門書。 [ 目次 ] 第1章 フリードリッヒ・ニーチェ年代記―「三段の変化」(駱駝の時代―一八四四~一八七一;獅子の時代―一八七二~一八八二;幼子の時代―一八八三~一九〇〇) 第2章 フリードリッヒ・ニーチェの思想―「発見」と「発明」(概念;心理学;文体) 第3章 フリードリッヒ・ニーチェの主要作品(『悲劇の誕生』;『反時代的考察』;『人間的、あまりに人間的』 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
巷ではニーチェが流行している。 ということでニーチェというものはどういう人間なのか。 それを知るべくこれを読んでみた。 心理学の分野が非常に興味深かった。ニヒリズムとルサンチマン。この言葉は知っていたが、これについて深く知りたいと思った。 屈折した形でしか、弱者は生きる力を発見...
巷ではニーチェが流行している。 ということでニーチェというものはどういう人間なのか。 それを知るべくこれを読んでみた。 心理学の分野が非常に興味深かった。ニヒリズムとルサンチマン。この言葉は知っていたが、これについて深く知りたいと思った。 屈折した形でしか、弱者は生きる力を発見することができない。この屈折した心的活動こそが、ルサンチマンである。
Posted by
- 1