命の風(上) の商品レビュー
デビット・ゾペティさんの最新長編。魅力的な男性と女性が、人生の試練にひたと向き合い乗り越えていく。ぜひぜひ下巻まで読んで下さい。最後をもう少し克明に描いて頂きたかったですが、やはりゾペティさんの小説は明治・大正の流れを汲む端正な日本文学です。
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ブログ消しちゃったので、こっちに読了レポート載せていきます。 あ、自分がかつて、「読書感想文」なるものが、この世で一番嫌いな 宿題だったことを思い出しました。 なので、ほんとうに、気ままな感想文です♪ 【命の風】(上)(下) デビット・ゾペティ 富士山のふも...
ブログ消しちゃったので、こっちに読了レポート載せていきます。 あ、自分がかつて、「読書感想文」なるものが、この世で一番嫌いな 宿題だったことを思い出しました。 なので、ほんとうに、気ままな感想文です♪ 【命の風】(上)(下) デビット・ゾペティ 富士山のふもと、朝霧エリアといえば、フライヤーには有名な場所。 そこを舞台に話は進みます。 もちろん、パラグライダーのお話が出てきます。 なので、フライトの様子の描写は、自分が飛んでいるときを 重ねて、想像が広がり、すごくいい気分になりました。 物語は、現在、過去、そしてそのさらに過去といった 時系列がさまざまな場面で繰り広げられます。 それがまた、物語を深め、どんどんのめりこんでしまいました。 さて。肝心のお話ですが、 主人公「健」の、過去から、そして今へ、複雑に絡み合った展開。 仕事の成功、そして家族の喪失、また新たな出会い、そして事故・・・ いわゆる、恋愛ストーリーです。 でも、その描写にも、朝霧の自然やフライトなど、 すがすがしい情景が随所にちりばめられた、ステキな物語です。 物語の最後、フライヤー憧れの「富士山フライト」を目指すが・・・。 とても迫るものがあります・・・。 うーん、やっぱかけないや(苦笑) 詳しくはぜひ読んでみてください。 フライヤーなら、はまるかもしれないな! ちなみに、 随所にパラの用語が出てくるので、未経験者にはちょっとわかりづらい のかもしれません・・・。 あと、ちょっと誤解をもたれてしまう話もあったりするので、 薦めづらい箇所も正直あったりするのですが。 でも、ステキなストーリーであることは間違いないです!
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