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暗く聖なる夜(上) の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2016/04/09

「夜より暗き闇」の後の「シティーオブボーン」を読まずに「暗く聖なる夜」に取り掛かったので、ボッシュがロサンジェルス市警を辞めて私立探偵になったことを知らず、戸惑った。 やはりシリーズものは順に読むべきと反省。 それでも、私立探偵となったボッシュの信条、「この世におけるわたしの使...

「夜より暗き闇」の後の「シティーオブボーン」を読まずに「暗く聖なる夜」に取り掛かったので、ボッシュがロサンジェルス市警を辞めて私立探偵になったことを知らず、戸惑った。 やはりシリーズものは順に読むべきと反省。 それでも、私立探偵となったボッシュの信条、「この世におけるわたしの使命は、バッジがあろうとなかろうと、死者の代弁をすることなのだ(37ページ)」にいきなりノックアウトされ、過去に担当した未解決事件の独自捜査にのめり込んでいくボッシュにつられて、こちらもどんどんハリー・ボッシュのハードボイルドな世界にのめり込んでしまった。 映画会社に勤めていた「アンジェラ・ベントン」殺害事件と小道具として運ばれてきた現金二百万ドルの強奪事件の行方も気になるが、ボッシュの元妻エレノア・ウィッシュが何を隠しているのかも実に気になるところ。 下巻が楽しみ。

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2015/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作の終わりが衝撃的だったので、 どうしたかと思っていたら、刑事を引退していたので、 ちょっとがっかり。 できれば、刑事を続けてほしかった。 でもバッジがなくても、相変わらずストーリー展開は面白くて、 懐かしいFBI捜査官リンデルが出てきたりして面白かった。 (下巻に続く)

Posted byブクログ

2013/03/03

有名なシリーズものなのか、知りませんでした。 ただ『ナイトホークス』は聞いたことがあるな。 とまぁ本の内容とは関係ないことばかり書いたが、なかなか良質のハードボイルドという感じ、この手の本はなかなか日本の作家では書けない。 警察、探偵、マスコミと人種の入り混じる街、これらが適度に...

有名なシリーズものなのか、知りませんでした。 ただ『ナイトホークス』は聞いたことがあるな。 とまぁ本の内容とは関係ないことばかり書いたが、なかなか良質のハードボイルドという感じ、この手の本はなかなか日本の作家では書けない。 警察、探偵、マスコミと人種の入り混じる街、これらが適度に乾き、湿る当たり前の世界から生み出される独自の空気なんだろう。 日本はこれら要素が全て「じとじとしている」からなぁ、無理な要求なんでしょう。 期待して下巻を読みますか。

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2012/06/11

マイクル・コナリー小説は素晴らしい。謎解きやサスペンスの筆はもちろん一流だが、もう、主人公ハリー・ボッシュが最高!この作品の最期でとっても泣ける出来事が起きます。 マイクル・コナリーのHBものはこの小説から読んでも大丈夫です。次作『エコー・パーク』は信じられない位の大傑作!!早く...

マイクル・コナリー小説は素晴らしい。謎解きやサスペンスの筆はもちろん一流だが、もう、主人公ハリー・ボッシュが最高!この作品の最期でとっても泣ける出来事が起きます。 マイクル・コナリーのHBものはこの小説から読んでも大丈夫です。次作『エコー・パーク』は信じられない位の大傑作!!早くHB物の新作がよみたくなります。 ちなみに僕は、この小説にぞっこんで、ハンドルネームにしました!LOSTLIGHT~迷い光

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2011/11/14

「夜より暗き闇」の後に読みました。 「シティーオブボーン」が間に入るのね。 だいぶ前に。「シティー 」を読んだので、 忘れてしまったわ。今度読み直そうっと。 「夜より」が、なんとなく暗さを残した終わり方 だったので、これは、すごく、救われました。 へへ、やっぱり気になる、エレノア...

「夜より暗き闇」の後に読みました。 「シティーオブボーン」が間に入るのね。 だいぶ前に。「シティー 」を読んだので、 忘れてしまったわ。今度読み直そうっと。 「夜より」が、なんとなく暗さを残した終わり方 だったので、これは、すごく、救われました。 へへ、やっぱり気になる、エレノアウィッシュ。 以下、下巻へ続く。

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2011/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マイクル・コナリーは最初はなじめなかったけど、何作か読んできてだんだんおもしろいと感じるようになってきた。 事件の性質や展開は毎回似たようではあるけれど、ストレスなく読める。 ■このミス2006海外2位

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2010/07/27

“現代ハードボイルドの最高峰”というフレコミに納得。イントロ、プロセス、巧みな人物造形に主人公を取巻くジレンマと企み、冷静で非情なクライマックスを経ての心揺さぶられるラストまで、クールで隙のないプロットにただただ酔いしれた。 ミステリらしい視点から紐解く真相もよかったが、やは...

“現代ハードボイルドの最高峰”というフレコミに納得。イントロ、プロセス、巧みな人物造形に主人公を取巻くジレンマと企み、冷静で非情なクライマックスを経ての心揺さぶられるラストまで、クールで隙のないプロットにただただ酔いしれた。 ミステリらしい視点から紐解く真相もよかったが、やはり特筆すべきは、事件に関わる人物たちのドラマだろう。さらりとした描写の中にいかに多くの怒りや悲しみが隠されていることか。シチュエーション、会話、すべてが絶妙のタイミングなので、少ない行間から余りある感情をダイレクトに受け取ることができる。この感触が最後まで途切れないので、引き込まれた作中からはみ出すストレスは皆無だった。 『マルタの鷹』の“コケにされるはごめんだ”が、本作品の“アンジェラ・ベントン”になるのだろう。サム・スペードとハリー・ボッシュの共通点は、心に一本強い柱が通っていること。その信念を前面に出し、圧倒的な筆力で描ききったコナリーには脱帽するしかない。 ディーヴァーが東の横綱なら、西の横綱は間違いなくコナリーだろう。お互いタイプの違うシリーズだが、リピート必至という点では同じかな。ただボッシュの方が、人生と事件がシンクロしているような印象を受ける。そういう意味ではこちらの方が中毒性が高いかも。

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2010/03/07

コナリーのシリーズ本の9作目。IN Pocket 2005年総合ランキング第1位、このミス2006年代2位という帯に惹かれて購入。しかし、最初からとっても読みやすく、ぐいぐい引き込まれる。上下巻を一気に読める。

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2009/10/04

この本は、「このミステリーがすごい!」の2006年版の第2位で、さらに、エドガー賞にノミネートされているということで、おもしろいかな?と思って読んでみました。 エドガー賞といえば、桐野夏生さんが「OUT」でノミネートされて話題になりましたね。また「OUT」は、「このミステリーが...

この本は、「このミステリーがすごい!」の2006年版の第2位で、さらに、エドガー賞にノミネートされているということで、おもしろいかな?と思って読んでみました。 エドガー賞といえば、桐野夏生さんが「OUT」でノミネートされて話題になりましたね。また「OUT」は、「このミステリーがすごい!」で1998年に第1位をとっています。 ストーリーは、警察官を辞めて探偵になったボッシュが、以前担当した未解決事件をもう一度調べなおすという内容。 そこに元同僚で今は下半身不随のロートン・クロス、その奥さんのダニー、FBI捜査官でその事件で行方不明になったマーサ・ゲスラー、その恋人のリンデル、弁護士でボッシュに協力するラングワイザー、などなど・・・ 色々登場してくるから、ゴチャゴチャしてきます。 それでも、上巻の方は面白く、割と早く読みました。そして、下巻の途中まで読んだところでゴールデンウィークに入ってしまい、4日間の空白があったらすっかり登場人物の名前を忘れてしまい(苦笑)、だれだったっけ・・・と考えながら読むから・・・面白さが半減してしまいました。 これは、一気に読まないとだめです。 ただ、私のような人向けでしょうか? 栞が入っていて、そこに登場人物と簡単な説明が書いてあるのです。 すぐれものだわ! 翻訳物の読みにくい原因は、登場人物がカナなので、覚えにくいってこともありますが、たとえば、マーサ・ゲスラーをマーサと呼んだり、ゲスラーと呼んだりされると、同じ人なのに、2人いるのかと勘違いしたりすると、もうゴチャゴチャです。 統一して欲しいわ!なんて思ってしまいます。 シリーズの最初から読んでる人は、その人間関係も分かっているからかなり面白かったと思います。別れた奥さんとの成り行きも興味深いし・・・ね。

Posted byブクログ

2009/10/04

冒頭の文章「心に刻まれたものはけっして消えない。」に わたしもまたやられてしまったのでした! シリーズ9作目

Posted byブクログ