1,800円以上の注文で送料無料

心脳マーケティング の商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/07/18

相手が言葉にする意識世界だけではなく、無意識世界まで理解しようと務める。そんなコミュニケーション方法があるらしい。そこまでして理解した相手の要望に一つづつ応えていったら、相手は幸せを感じるに違いない。相手が望んでいることと自分が望んでいる事の最大公約数を捜しに行こう!!いざいざ‼

Posted byブクログ

2010/01/07

おはようございます。小出です。 いきなりですが…タイトルの『5:95』という数字が 何を表わしているかをご存知の方はいらっしゃいますか??? ご存知の方は、なかなかの博識だと思います。素晴らしいですね! 新年第3回目のトクマガは、この数字に関係した本をご紹介します...

おはようございます。小出です。 いきなりですが…タイトルの『5:95』という数字が 何を表わしているかをご存知の方はいらっしゃいますか??? ご存知の方は、なかなかの博識だと思います。素晴らしいですね! 新年第3回目のトクマガは、この数字に関係した本をご紹介します。 『心脳マーケティング』著者 ジェラルド・ザルトマン です。 本書には、心理学と脳科学を用いて 生活者の「心の中」にアプローチしていく手法が書かれています。 心理とか脳といったワードで ピンときた方もいらっしゃると思いますが『5:95』が表わしているものとは… それはですね… 人間の全意識における 「顕在意識(5%)」と「潜在意識(95%)」の割合を表わしています。 「顕在意識」とは、 自分を意図的にコントロールする際に働く意識のことです。 例えば、今朝、みなさんは鏡の前でヘアスタイルをセットしてきたと思います。 これは顕在意識により行われたことです。 意図的に、自分のなりたいように自分をコントロールしています。 では、「潜在意識(無意識)」とは… 何も考えていないのに、ある行為を自然にやってしまっているときに働いている意識です。 たとえば、駅まで考えごとしながら歩いてしていたら、いつの間にか駅に着いていた。 これは潜在意識によって行われたことです。 数字通りに考えると全意識のうち、 日常に表れているのはたったの5%ということになります。 著者はこのことに注目し、以下のようなことを言っています。 マーケティング施策が失敗してしまうのは、 顕在している5%の部分だけを見て行っているからだ。 潜在している95%の意識を把握することで、 生活者を理解したマーケティングがはじめてできるのだ。 (マーケティングビジネスに携わっている人間には、ちょっと耳が痛い話です…。) では、どうしたら95%の潜在意識を掴むことができるのかというと、 著者は「メタファー」を利用することでできると考えています。 「メタファー」とは何かというと、一般的には「隠喩」といわれるものです。 今回は分かりやすくするためにシンプルに「比喩・たとえ」と思って頂いて結構です。 私達は物事を認識・理解するときに、 この「メタファー(比喩・たとえ)」を多く用いています。 (例えば、PCのデスクトップ上にある「ごみ箱」のアイコンを見て、 私達は実生活の中にある「ごみ箱」のようなものとして認識し、 同じような使い方をしています。) この「メタファー(比喩・たとえ)」を用いて潜在意識にアプローチすることで、 生活者が実際に商品・サービスをどのように認識・理解しているかを 引き出すことができると考えているのです。 (この考えに基づいて構築された「ZMET」という調査方法があり、 P&Gやコカ・コーラなどの世界的企業の生活者調査に用いられているようです。) 「心の中」を探る手法について書かれている本は何冊か読んだことがありますが、 潜在意識に着目し、ここまで具体的な手法として書かれているのは初めて読みました。 「生活者を理解する方法」はここまで進んでいるのかと驚かせられました。 マーケティングに携わるみなさんには、是非一度目を通していただきたい一冊です!!! 読みづらい部分はありますが、関心を持たれた方は、今すぐトクマガの本棚へ!!!

Posted byブクログ

2009/10/04

マーケターが考えるほど、顧客の考え方は単純ではない。マーケターが考えるほど、顧客は広告をみて論理的に判断をして、消費行動に移るわけではない。 仰るとおりなんですが、本のまとまり方がよろしくない。ちょっと無理にまとめすぎている。 エピソード記憶や手続き記憶など、記憶の話は興味深...

マーケターが考えるほど、顧客の考え方は単純ではない。マーケターが考えるほど、顧客は広告をみて論理的に判断をして、消費行動に移るわけではない。 仰るとおりなんですが、本のまとまり方がよろしくない。ちょっと無理にまとめすぎている。 エピソード記憶や手続き記憶など、記憶の話は興味深く、もう一度読みたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

意外と楽しかった。心理学やらの成果を活かすべきって感じの本。確かにアンケートはおかしなとこだらけだし、グルインは社会学や心理学じゃほとんどやらないしね。でもデプスインタビューよりグルインの方が客に受け入れられやすいんだよね。

Posted byブクログ

2009/10/04

マーケティングに脳科学を応用した理論について。人間の「記憶」や「深層」をテーマに顧客すら気づいていない隠れたニーズを炙り出すというもの。行動経済学・経済心理学とはちょっと違います。

Posted byブクログ