日本語トーク術 の商品レビュー
斎藤孝先生と古舘さん…
斎藤孝先生と古舘さんの七時間にわたる対談が一冊にまとめられていて、とても内容の濃い会話です。日本語のレベルというものがあるのなら彼らは十段階評価でまさしく10でしょう。知識、語彙の豊富さがハンパではないと感じるが、二人のレベルが一般的なのであると感じます。この本を読むと、自分の日...
斎藤孝先生と古舘さんの七時間にわたる対談が一冊にまとめられていて、とても内容の濃い会話です。日本語のレベルというものがあるのなら彼らは十段階評価でまさしく10でしょう。知識、語彙の豊富さがハンパではないと感じるが、二人のレベルが一般的なのであると感じます。この本を読むと、自分の日本語の使い方、会話の仕方を客観的に見つめなおそうと思い立ちます。この本読めばきっと英語を身につけることよりもきちんと日本語を学ぶことこそ最重要であると再確認できます。
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斎藤孝先生と古舘伊知…
斎藤孝先生と古舘伊知郎の対談本。テンポよく質の高いコミュニケーションのやりとり。興味深い話が盛り込まれていて面白い。言葉のやりとりの妙が楽しめる。
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裏表紙 斎藤孝先生の『声に出して読みたい日本語』をちょうど読み終えたとき、この対談の企画が私の元に届いた。 「日本語はスポーツだ」という言葉に共感を覚え、楽しみにして対談に臨んだが、期待通りの熱いトークが実現した。 テーマは、脳と言葉、日本語の「技」、コミュニケーション力、質問力...
裏表紙 斎藤孝先生の『声に出して読みたい日本語』をちょうど読み終えたとき、この対談の企画が私の元に届いた。 「日本語はスポーツだ」という言葉に共感を覚え、楽しみにして対談に臨んだが、期待通りの熱いトークが実現した。 テーマは、脳と言葉、日本語の「技」、コミュニケーション力、質問力、日本語の達人たちのエピソードなど、どれも興味を引くことばかり。 七時間のぶっ続けトークのはずが、いつのまにか九時間を超えていたことを覚えている。 「言葉の格闘技」を闘い終えて、久々に心にもいい汗をかいた。 古舘伊知郎 本書は、二〇〇三年三月に刊行された『日本語息活粋』を文庫化したものです。
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言葉としての日本語を著者たちが各々の専門分野から学べて且つ面白く分析して紹介している良著。齋藤孝は脳科学などの【知識】を中心として話に説得力をもたせ、古舘伊知郎は類まれな記憶力と爆笑エピソードトークといった【経験】で話に肉付けをし、そして2人ともコミュニケーション力や質問力といっ...
言葉としての日本語を著者たちが各々の専門分野から学べて且つ面白く分析して紹介している良著。齋藤孝は脳科学などの【知識】を中心として話に説得力をもたせ、古舘伊知郎は類まれな記憶力と爆笑エピソードトークといった【経験】で話に肉付けをし、そして2人ともコミュニケーション力や質問力といった【技】を用いて会話を展開させていくので、あっという間に読了してしまう。個人的には実力をつけるためには「量より質」ではなく、量こそ質的変化を起こすのが基本であり、量をこなさなければ変化は起きないので「量こそ質」である、という意見に胸を打たれた。
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最初の方では結構ワクワクしながら読んでいたが、とちゅうからだんだんダルくなってきた。 文字で読むより音声で聞き流す方に向いている内容のような気がする。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝、しゃべりのプロ古館伊知郎の「日本語」についての対談と考察。テーマは脳であったり、コミュニケーション力・質問力であったり。いずれの話しも興味を引きますが、特に共感できるのは、ゆとりに象徴される「知識」軽視の風潮への嘆き。個性や感性の重視と言いながら、実は社会で通用しないものは個性でもないし、「量より質」ではなく、量こそ質的転換をもたらす要因であると。これ真理と思います。
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コミュニケーションがうまい人は質問がうまい。 キャッチフレーズは他の人に見方を示す。 呼吸は15秒吐く。 ゲーテは世界で初めて世界文学という概念を創った人。 日常生活で使っている言葉は500程度。読書しない人は200から300程度。 学ぶことが上手な人は真似して自分のものにアレン...
コミュニケーションがうまい人は質問がうまい。 キャッチフレーズは他の人に見方を示す。 呼吸は15秒吐く。 ゲーテは世界で初めて世界文学という概念を創った人。 日常生活で使っている言葉は500程度。読書しない人は200から300程度。 学ぶことが上手な人は真似して自分のものにアレンジしていく。そしてマネすることが早く、複数から多く学ぶ。 思考内容は全世界共通。思考が深い人同士は話し合えるが思考が浅い人とは話が合わない。 量をたくさんこなしていくと、いつか必ず質に変わる。
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80年代以降いかに感覚至上主義の流れで人格が作られてきたか痛感する本でした。自分も共通の言葉の池を持ちたいので、漱石の本を読んでみたいと思います。
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日本語のプロ=日本語で食べている二人。日本語に興味をもちプロになった人。一方、仕事として携わるうちに日本語に魅了された・はまっていった人。日本語をもっと大切に受け継いでいくことの重要さ、読書によって得られるものの大きさを伝えています。日本に対する警告も発信しています。日本語、日本...
日本語のプロ=日本語で食べている二人。日本語に興味をもちプロになった人。一方、仕事として携わるうちに日本語に魅了された・はまっていった人。日本語をもっと大切に受け継いでいくことの重要さ、読書によって得られるものの大きさを伝えています。日本に対する警告も発信しています。日本語、日本を愛しているのだなと感じました。幸吉という名前に切なさを感じる日本人の繊細さに共感し、自分も立派な日本人なのだと実感。節々で“声に出して-”笑ってしましました。
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プロレス飲みを前にして、なんとなく手にとった一冊。そうなのか、あのフレーズは練られていたのか、驚きました。
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