退屈姫君 恋に燃える の商品レビュー
めだか姫の最新作は、いきなりの文庫書き下ろし。 というので喜んで買ったけど、薄い! 薄いということは短い! 短いということは物足りない! まあねー。恋愛がメインテーマだから、今回は海を渡るでもなし、長屋ひと棟をまるまる引っ越しさせるわけでもないので、スケールとしては小振りになる...
めだか姫の最新作は、いきなりの文庫書き下ろし。 というので喜んで買ったけど、薄い! 薄いということは短い! 短いということは物足りない! まあねー。恋愛がメインテーマだから、今回は海を渡るでもなし、長屋ひと棟をまるまる引っ越しさせるわけでもないので、スケールとしては小振りになるのはいたしかたないでしょう。 そのかわり、これを読むと将棋の駒についてのトリビアを得ることが出来ます。私は将棋をたしなまないし、基本物知らずなので、水無瀬駒というものを初めて知りましたよ。 物書きのセンセイというのは、色々調べていらっしゃるのですね(あたりまえ)。 前作『海を渡る』でめだかが名前を借りた姉の蝶姫が初登場するけど、これがまた濃いぃキャラ。しかも猪、鹿とあとふたりも似たような姉君までも! たぶん米村先生、このシスターズは気に入って次回作でも出すと思うな。
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