囚われの千一夜 の商品レビュー

綾乃カナ(著者)

「桃尾幸樹」は、大学…

[文庫ＯＦＦ]

「桃尾幸樹」は、大学受験に失敗し、家に帰りたくなくて公園のベンチに座っていた。「いっそのこと誰かに攫ってもらえればな・・・」と思い、口に出したところ「望み通りに攫ってやる」と言われ、中東の国アスリークの王子「ルシュディー」に去攫われてしまった。－結構無理のあるかも？「そんな簡単に攫っていいの？」って感じ。もう１つ捻りがほしかった。それから、受けが攻めの気持ちを誤解するのですが、その誤解の仕方にも結構無理がありました。「普通、そんな風には誤解しないでしょ？」って感じ。というわけで、点数は辛めです。

2013/05/14

日本人高校生・桃尾幸樹×アラブの王子・ルシュディーのカップルのお話です。

不用意な一言で、誘拐された幸樹は、アラブで軟禁状態になり、
嫁扱いされつつ、気持ちが募っていくパターンで
展開としては、可もなく不可もなく、って感じでした。

2009/12/29

桃尾幸樹は、中東のアスリーク国の王子・ルシュディーに、日本から強引にアスリークへと連れ去られてしまった。離宮に監禁され、昼夜となく愛される幸樹。日本に帰りたい幸樹はルシュディーに抵抗するが、ルシュディーはものともせず、いっそう激しく幸樹を抱くのだった。そんな中、ルシュディーが本当に愛している人の身代わりとして、自分を抱いているのではないかと幸樹は感じ―。凄絶な美形のアラブの王子と日本人高校生の、官能のドラマチック・デザート・ロマンス。