顔のない女(上) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
コロナ禍で、関西も緊急事態宣言を要求! 2021年には、皆が楽しめる年になると、期待していたのだが、・・・・ だから、巣籠りで、本箱を漁りながら、積読だけの物を出している。 この本を購入したのは、いつだったかも覚えていないのだが・・・日本では、罪に問われる事を 有名人やスポーツ選手など、ドラッグを使用して話題になったから、読もうと思ったのか??? 最初のページのバーニーへの伝言の様な言葉から、この本の話のモデルになった人々への感謝が、書かれている。 最初 読んでいて、嫌悪感しか感じられないような内容である。 ドラッグに溺れた少女が、殺人を犯す。 それも、惨たらしい殺人なのだが、少女マリーは、ドラッグで、自分のした事を覚えていない。 そして、13年後、仮釈放の身になり、社会に出てきたのだが、今までの境遇と待遇の違いを感じながら、売人であったパトリックとの子供に再会したいと、切望する。 読んでいて パトリックという男が、非常に悪者しか読み取れない。 マリーの子供であるティファニーをドラッグ漬けにし、そして、子供まで作る。 近親相姦、、、その上に、身を売らせるのだから・・・・悪人と言っても過言は無いだろう。 小説ながら、したたかなこの悪人が、次から次へ、若い娘を餌食にしている所は、腹がたつ。 しかし、マリーが、仮出所しても、殺された家族は、良しとせず、復讐をする。 先ずは、マリーは、ボコボコにされるのに、無抵抗で傷だらけになって病院へ運ばれる。 そして、マリーを嫌悪し続ける母親の神経もわからないのだが、マリーの一件で、殺された家族から、放火され、重体となる。 ティファニーは、このまま溺れてしまうのだろうか? その幼き子どもアナスタシアは、どうなるのだろう。 マリーとパトリックの息子 ジェイスンにマリーは逢えるのだろうか?と、、、、 醜い家族関係に売人迄絡んでいて、嫌悪しながら、上巻を読み終えてしまったが、この続きを読まなくては、・・・と、下巻を取り出している私であった。(笑)
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