夫の言葉にグサリときたら読む本 の商品レビュー
言葉の暴力やモラルハラスメントで検索をかけても、なかなか関連書がヒットしないのが現状だ。本書にもあるように、言葉の暴力は目に見える傷として残らないから、誰かに相談しても「言い合いは一人じゃ出来ない」「あなたが変われば相手も変わる」などと返され、被害者は二重に傷付き苦しむことも少な...
言葉の暴力やモラルハラスメントで検索をかけても、なかなか関連書がヒットしないのが現状だ。本書にもあるように、言葉の暴力は目に見える傷として残らないから、誰かに相談しても「言い合いは一人じゃ出来ない」「あなたが変われば相手も変わる」などと返され、被害者は二重に傷付き苦しむことも少なくない。言葉の暴力は自分が変わればどうにかなるようなそんな単純な話ではなく、もっとずっと深刻なのである。 この本は、夫がなぜ妻に強く言ってしまうのか、なぜ見下したような発言をするのか、という疑問にひとつの答えをくれる。 相手にも読ませるのが一番良いのだろうが、読もうとしてくれるような人ならば、きっとこの先改善していくのではないだろうかと期待が持てる。
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言葉による暴力について書かれた本。 現実1(パワーオーバー)の世界に生きる人と、 現実2(パーソナルパワー)の世界に生きる人の2種類がある。 支配とコントロール(パワーオーバー)によってパワーを感じる人は現実1の世界を生きている。 相互性・共創造性・「和」(パーソナルパワ...
言葉による暴力について書かれた本。 現実1(パワーオーバー)の世界に生きる人と、 現実2(パーソナルパワー)の世界に生きる人の2種類がある。 支配とコントロール(パワーオーバー)によってパワーを感じる人は現実1の世界を生きている。 相互性・共創造性・「和」(パーソナルパワー)によってパワーを感じる人は現実2の世界をに生きている。 現実1を生きる人は、パワーによって人を支配し勝つことで、自分の弱さや脆さから目をそらしている。 共感ではなく、勝ち負けが全て。 そんな相手に対して、共感や相互理解を求めるのは、有りもしないものをずっと待ち続けるようなものなのだと。。。 読み進むうちに、痛くなった。 薄々は感じていたけれど。。。 改めて、納得。
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