数論への出発 の商品レビュー
数論への出発という題名は誤解を招く。正確には本格的または上級数論への出発だろう。証明などはかなり省かれ、骨子のみを駆け足で説明する形式。 山本、森田、藤崎それぞれの教科書を読んでおり、さらに梅村の楕円関数論を学んでいたから、すっと読めた。
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日本評論者の看板雑誌である数学セミナーの増刊として、 「入門 現代の数学」の第5巻として「数論への出発」として発行された。 単行本になったのは、知る限り、本書だけだ。 多くの人に受け入れられた結果だと思われる。
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