グローバル・テロリズムとイスラーム の商品レビュー

ジョン・L.エスポズィート(著者),塩尻和子(訳者),杉山香織(訳者)

2015/08/01

軍事攻撃や外交政策から国内的な治安対策や対テロ法案までのアメリカとヨーロッパの対応は、ともに均衡を保ち続けなければならない。アメリカの外交政策の再検討や、必要な場合の再組織化はグローバルテロリズムを効果的に制限し封じ込めるためには欠かせないものとなる。国益から必要とされる短期性遺作は同盟国にいっそうの政治参加と権力分担の過程をゆっくりだが着実に推進させる長期政策によって、均衡が取れなければならない。