基本から学ぶテストプロセス管理 の商品レビュー
テストというプロジェクトを管理する上で必要となる情報がまとめられています。 テスト計画書には何をどう書いたら良いのか、テストカバレッジについてどう考えたら良いのか、バグレポートの書き方とその管理方法はといった日常的なテストマネージャの仕事について書かれているのはもちろんのこと、動...
テストというプロジェクトを管理する上で必要となる情報がまとめられています。 テスト計画書には何をどう書いたら良いのか、テストカバレッジについてどう考えたら良いのか、バグレポートの書き方とその管理方法はといった日常的なテストマネージャの仕事について書かれているのはもちろんのこと、動的な危機管理方法や、要員配置、政治的な振舞い方といった上級マネージャに必要なノウハウが詰まっています。 FMEAを使ったテスト分析についても多少触れられています。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ソフトウェアによるテストといっても、 ハードウェアの仕様を確認するためのテスト、 コンパイラなどの設計の道具を確認するためのテスト、 設計の可能性を確認するためのテスト、 設計内容が意図した通りに動くかのテスト、 不具合があったときにデバッグするためのテスト、 製品を出荷するための基準を満たしているかを確認するテスト 購入した製品が利用開始してもいいかどうかの受け入れのためのテスト いろいろな観点でのテストがある。 本書では、いくつかの視点を説明しているが、すべての視点を網羅している分けではない。 自分がテストを考える上での1例を知るために読むとよい。 抽象的に考えると、何でも当てはまるが、役にたたない。 具体的に考えると、役に立つが、横展開をするためには汎用化が必要だ。 万能の解決策がないのだろう。 誰にとって必要なテストかをいつも考えているとよいのかもしれない。
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