1,800円以上の注文で送料無料

ジェイン・オースティンの手紙 の商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

『高慢と偏見』や『エ…

『高慢と偏見』や『エマ』で有名なオースティンの手紙です。貴重な資料でもあり、オースティンファンは必見ですね。それにしてもオースティンの作品は第一級品ですが、手紙も第一級品ですね。

文庫OFF

家族や親戚、近所のゴ…

家族や親戚、近所のゴシップ、誕生と死、洋服や買物、昨夜の舞踏会…姉や友人に宛てた手紙の束の、ペン先にきらきら、棘のあるユーモアが踊る。現存する手紙から約半数を精選。社会史・風俗の貴重な資料でもある。

文庫OFF

2014/04/15

オースティンをより身近に感じることができました。手紙から彼女の機知と明るさ、そして家族愛が伝わってきました。

Posted byブクログ

2012/04/11

ジェーン・オースティンが家族や友人に宛てて書いた書簡集。折々に彼女の人生や小説についての解説が施されており、非常に面白く読めた。 特に、姪の書いた小説への批評、アドバイスは彼女の文学論としても興味深い。自分の知らないことは書かない、リアリティーを持って書けることだけを書く。このこ...

ジェーン・オースティンが家族や友人に宛てて書いた書簡集。折々に彼女の人生や小説についての解説が施されており、非常に面白く読めた。 特に、姪の書いた小説への批評、アドバイスは彼女の文学論としても興味深い。自分の知らないことは書かない、リアリティーを持って書けることだけを書く。このことへの自信と責任感が伺えた。 (2012.4)

Posted byブクログ

2011/01/21

41歳で亡くなった彼女が本を書くようになったのは死ぬ6年前くらい。もっと長生きしていたら面白い本を書いていたろうに。 それにしても、ジェイン・オースティンの時代、アッパーミドルのお金持ちは優雅に暮らしていた。ロンドンでは芝居見物をし、田舎ではお屋敷で舞踏会をし、男も女もお金持ちか...

41歳で亡くなった彼女が本を書くようになったのは死ぬ6年前くらい。もっと長生きしていたら面白い本を書いていたろうに。 それにしても、ジェイン・オースティンの時代、アッパーミドルのお金持ちは優雅に暮らしていた。ロンドンでは芝居見物をし、田舎ではお屋敷で舞踏会をし、男も女もお金持ちから結婚出来た。牧師の娘ジェインはオールドミスで姉キャサンドラもそうだった。ジェイン手紙はオールドミスの特徴である強烈なジョークや皮肉がたっぷりで、面白い。

Posted byブクログ

2011/09/18

ジェイン・オースティンの書簡集。ほぼすべて、日常のこまごましたこと、親戚がどうしたとかだれが訪ねてきたとかパーティがどうしたとかこんな洋服を買った、とかばーっかりなんだけど、日記を読む感覚でクセになるというか、なんだか楽しい。訳も読みやすいし。当然といえば当然かもしれないけど、日...

ジェイン・オースティンの書簡集。ほぼすべて、日常のこまごましたこと、親戚がどうしたとかだれが訪ねてきたとかパーティがどうしたとかこんな洋服を買った、とかばーっかりなんだけど、日記を読む感覚でクセになるというか、なんだか楽しい。訳も読みやすいし。当然といえば当然かもしれないけど、日常的な感じがオースティンの小説の雰囲気に似ていて、ちょっと小説を読んでいるような気もした。執筆にかかわるような話はほとんど出てこないんだけど。あと、愚痴や不満もなくて、あるのは自虐ギャグと皮肉とユーモア。これがかなりおもしろい。どんなときもユーモアを忘れずに明るくいようとする姿勢が感じられていいなあ、と思った。

Posted byブクログ

2009/10/04

まさに『高慢と偏見』の世界そのままですな。こんなにまめに手紙を書いてたのですね。電話が無いからかも知れませんが。紙を節約するための方法なども書かれていて、とても興味深いです。オースティンのジョークは、『高慢と偏見』のリジーを思い出します。

Posted byブクログ