ジェイン・オースティンの手紙 の商品レビュー
『高慢と偏見』や『エ…
『高慢と偏見』や『エマ』で有名なオースティンの手紙です。貴重な資料でもあり、オースティンファンは必見ですね。それにしてもオースティンの作品は第一級品ですが、手紙も第一級品ですね。
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家族や親戚、近所のゴ…
家族や親戚、近所のゴシップ、誕生と死、洋服や買物、昨夜の舞踏会…姉や友人に宛てた手紙の束の、ペン先にきらきら、棘のあるユーモアが踊る。現存する手紙から約半数を精選。社会史・風俗の貴重な資料でもある。
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オースティンをより身近に感じることができました。手紙から彼女の機知と明るさ、そして家族愛が伝わってきました。
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ジェーン・オースティンが家族や友人に宛てて書いた書簡集。折々に彼女の人生や小説についての解説が施されており、非常に面白く読めた。 特に、姪の書いた小説への批評、アドバイスは彼女の文学論としても興味深い。自分の知らないことは書かない、リアリティーを持って書けることだけを書く。このこ...
ジェーン・オースティンが家族や友人に宛てて書いた書簡集。折々に彼女の人生や小説についての解説が施されており、非常に面白く読めた。 特に、姪の書いた小説への批評、アドバイスは彼女の文学論としても興味深い。自分の知らないことは書かない、リアリティーを持って書けることだけを書く。このことへの自信と責任感が伺えた。 (2012.4)
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41歳で亡くなった彼女が本を書くようになったのは死ぬ6年前くらい。もっと長生きしていたら面白い本を書いていたろうに。 それにしても、ジェイン・オースティンの時代、アッパーミドルのお金持ちは優雅に暮らしていた。ロンドンでは芝居見物をし、田舎ではお屋敷で舞踏会をし、男も女もお金持ちか...
41歳で亡くなった彼女が本を書くようになったのは死ぬ6年前くらい。もっと長生きしていたら面白い本を書いていたろうに。 それにしても、ジェイン・オースティンの時代、アッパーミドルのお金持ちは優雅に暮らしていた。ロンドンでは芝居見物をし、田舎ではお屋敷で舞踏会をし、男も女もお金持ちから結婚出来た。牧師の娘ジェインはオールドミスで姉キャサンドラもそうだった。ジェイン手紙はオールドミスの特徴である強烈なジョークや皮肉がたっぷりで、面白い。
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ジェイン・オースティンの書簡集。ほぼすべて、日常のこまごましたこと、親戚がどうしたとかだれが訪ねてきたとかパーティがどうしたとかこんな洋服を買った、とかばーっかりなんだけど、日記を読む感覚でクセになるというか、なんだか楽しい。訳も読みやすいし。当然といえば当然かもしれないけど、日...
ジェイン・オースティンの書簡集。ほぼすべて、日常のこまごましたこと、親戚がどうしたとかだれが訪ねてきたとかパーティがどうしたとかこんな洋服を買った、とかばーっかりなんだけど、日記を読む感覚でクセになるというか、なんだか楽しい。訳も読みやすいし。当然といえば当然かもしれないけど、日常的な感じがオースティンの小説の雰囲気に似ていて、ちょっと小説を読んでいるような気もした。執筆にかかわるような話はほとんど出てこないんだけど。あと、愚痴や不満もなくて、あるのは自虐ギャグと皮肉とユーモア。これがかなりおもしろい。どんなときもユーモアを忘れずに明るくいようとする姿勢が感じられていいなあ、と思った。
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まさに『高慢と偏見』の世界そのままですな。こんなにまめに手紙を書いてたのですね。電話が無いからかも知れませんが。紙を節約するための方法なども書かれていて、とても興味深いです。オースティンのジョークは、『高慢と偏見』のリジーを思い出します。
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