なぜ、買い続けてしまうのか！ の商品レビュー

井上浩嗣(著者),松野隆一(著者)

2014/03/18

消費者にブランドを想起してもらうために、
一つの言葉と結びつける「ワンワードマーケティング」の重要性を説いた内容。
更にその言葉を、人間の琴線に触れる8つの感情と結び付けている。

8つの感情の必要性も、多くの事例を引き合いに、その納得感は高い。
自社・自ブランドに何が適するか？という処方箋とはならないが、
今後のブランド戦略を考える上で、頭に入れておいて損はない考え。

事例がやや古いので、最近の事例を用いた改訂版を期待したい。

2011/02/19

・識別・再生・連想がブランドのカギ
・ブランドに愛着を生むイメージ
　・やさしい、和やか、自由、ワクワク、立ち向かう、禁を破る、リフレッシュ、揺るぎない

2010/07/11

ブランド戦略の本。これは面白い。大した話じゃないんだけど、まとまってて読みやすいし。消費者の「記憶」と「感情」という視点で分析している、ビジネス書なのに、社会学的な１冊。けっこう分析、テキトーじゃね？主観じゃね？ってツッコミは多々あるけれども、これは読み物としては面白いし、参考になる箇所もあるよ。

帯に「いとしのエリーの大ヒットに隠された感情とは？」って、気になるコピーがあったけど、この項の分析はほんと中身ないと思いました。別にいいんだけど、面白いから。

結論から言って、面白いけど、買う必要はないな。