一ノ瀬泰造 ぼくが愛した人と村 の商品レビュー
カンボジア、ベトナム、バングラデシュで戦場の過酷な写真を撮り続けた一ノ瀬泰造氏が、一方でカメラを向けつづけた戦禍の中で逞しく生きる人々、戦場で生まれ、戦場で育つ子供たちや美しい自然の写真に彼の母親である信子さんが言葉を添えた写真集。 本書で何よりも心を打つのは、ご両親の一ノ瀬清二...
カンボジア、ベトナム、バングラデシュで戦場の過酷な写真を撮り続けた一ノ瀬泰造氏が、一方でカメラを向けつづけた戦禍の中で逞しく生きる人々、戦場で生まれ、戦場で育つ子供たちや美しい自然の写真に彼の母親である信子さんが言葉を添えた写真集。 本書で何よりも心を打つのは、ご両親の一ノ瀬清二さんと信子さんの戦地へ赴き、戦地で没した我が子への寛容、深い愛情です。 行方不明となった泰造を9年後に確認、信子さん自ら暗室にこもり息子の写真をプリントしている。 没後彼の功績を人生を賭して世に広め続けた努力や思い、それに多くの人が賛同した、信子さん、泰造さんのお人柄が偲ばれます。 「地雷を踏んだらサヨウナラ」の書物、映画は本書の後で読んだので、私の一ノ瀬泰造さんの第一印象はこの本からです。
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始めた買った写真集です。 泰造さんの写真とお母様のポエム、文章がとっても素敵です。 一生大切にしたい本です。
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