アダムの呪い の商品レビュー
ベストセラーのその後の作品は 見事に外れる法則に 当てはまってしまった作品。 あのストーリーがあってこそインパクトありだった 「イブの~」だったのに、 この作品はうって変わってまじめくさっています。 ただそれでも面白いことは面白いです。 あ、もうひとつ評価を下げる 決定的なもの...
ベストセラーのその後の作品は 見事に外れる法則に 当てはまってしまった作品。 あのストーリーがあってこそインパクトありだった 「イブの~」だったのに、 この作品はうって変わってまじめくさっています。 ただそれでも面白いことは面白いです。 あ、もうひとつ評価を下げる 決定的なものがありました。 誤植が1箇所あります。 致命的です。生物をやっている人は すぐに気づきます。 私の家は女系家族だったので 男女比についての項目は 面白かったなぁ…
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最新のDNA解析によりy染色体の祖先の追跡ができますy染色体をたどった先は、ある地域の征服者であったりしますそして、遺伝子を直接接合することで、将来は男性がいらなくなる、そんな時代がきっとくると予想していますなかなかおもしろい内容でした
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実に興味深い内容でした。でもちょっと小難しいかも? 本当に興味がない人は読むのが辛いかもしれません。
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遺伝子とか生命科学についての入門書?みたいなもの。初心者にわかりやすく書かれてて面白かった。女の子が生まれやすい家の話とか。
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「イヴの7人の娘たち」の男版。 男が生まれた起源について生物学者が遺伝子レベルの話をユーモアを織り込みつつまとめています。 中学〜高校くらいの生物のレベルの話が興味深く描かれています。もうちょっと図をつけてくれたらなあ。高校のときの理科資料集を見ながら読んでいます。
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前回が母親からすべての子どもへ伝わるミトコンドリアのDNAから辿った人類の母親探しだったのに対し、今回は父親から息子にだけ伝わるY染色体から辿った父親探しの話だ。リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」は一般論だったが、ここではその具体的な話になっているところが面白い。「ブライ...
前回が母親からすべての子どもへ伝わるミトコンドリアのDNAから辿った人類の母親探しだったのに対し、今回は父親から息子にだけ伝わるY染色体から辿った父親探しの話だ。リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」は一般論だったが、ここではその具体的な話になっているところが面白い。「ブラインド・ウォッチメイカー」と違い、主人公が人間の中の遺伝子であるところが面白い。 しかし、男性の未来はなんとなく不穏だ。そして世界情勢もそれに似ているのが無気味だ。そこまでつなげる著者の手腕というかちょっと強引なところも悪くない。確かに父性が世界を悪くしてきたような気がする。
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生物好きにはたまらない本です。私自身が分子生物学をやっているので、実験方法や遺伝子等の説明がうざ〜って思いましたが、素人の人にはすごく丁寧にわかりやすく書かれていると思います。
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この本を読んで一気に性染色体について妄想が広がりました。 素人向けにきちんと分かりやすいし、『イブと七人の娘達』の続編だと思っていたので、やられた…!というかんじです。 学術書にも近いのに、西洋人らしいユーモアで笑わせてもくれる一品。
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Y染色体で父系遺伝子拡散の足跡を辿る。戦争がなぜ起こるのか、「英雄色を好む」のはなぜか。われわれは染色体に踊らされているのだろうか、考えるきっかけになる。
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「イブと七人の娘たち」の続編。今度は男性しか持たないY染色体によって、父系祖先を探る。話が行ったり来たりして、訳分からなくなることも…。しかし作品を通して、作者の知性が認められると思う。 評価は同じだが、イブのほうが若干面白かった。
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