四季 愛蔵版 の商品レビュー
愛する真賀田博士の誕生から「これまで」を描いた作品。新書版では四分割でそれぞれ春・夏・秋・冬のタイトルがついている。個人的に「夏」が一番好き。色々と衝撃の多い作品。S&Mシリーズ・Vシリーズを読んでいないとその衝撃を十分に味わえないと思われる。
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『四季シリーズ(春、夏、秋、冬)』を全て1冊にまとめた本です。『S&M』『V』両シリーズに見え隠れしていた「真賀田四季」にスポットを当てた4作の小説で、両シリーズの登場人物が登場します。
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初めて買った森博嗣の著作。 3000ちょっとする豪華な本だったが、買った動機が応募者全員プレゼントのおまけ付きだったからとは口が裂けても言えない(文字をタイプしてるのでミステリィ的にはフェア…か?) 「すべてはFになる」から始まるS&Mシリーズに登場した天才科学者・真賀田...
初めて買った森博嗣の著作。 3000ちょっとする豪華な本だったが、買った動機が応募者全員プレゼントのおまけ付きだったからとは口が裂けても言えない(文字をタイプしてるのでミステリィ的にはフェア…か?) 「すべてはFになる」から始まるS&Mシリーズに登場した天才科学者・真賀田四季を巡る物語。春・夏・秋・冬の四編からなる一冊。本の装丁もすごく綺麗でした。 他の森博嗣作品とリンクしているが、これ一冊でも十分楽しめると思う←事実私は楽しんだ 登場する真賀田四季の思考、そこから紡がれる言葉に魅了されました。 そのほかの作品で語られた真賀田四季を巡るミステリィを凝縮したものと言えます。 限定8000部くらいだったはず。買えた人は幸せでした。私は幸せだった。
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四季とともに遊園地へ赴いた新藤。彼がトイレに立った僅かな時間に四季は忽然と姿を消す。 各務亜樹良を見つけ、接触する四季。新藤の心配をよそにスワニィと僅かな会見を済ました四季は元の場所へと向かう。が、その途中、男に首を締められ、四季の思考は突如シャットダウンした。 美術館の警備に当...
四季とともに遊園地へ赴いた新藤。彼がトイレに立った僅かな時間に四季は忽然と姿を消す。 各務亜樹良を見つけ、接触する四季。新藤の心配をよそにスワニィと僅かな会見を済ました四季は元の場所へと向かう。が、その途中、男に首を締められ、四季の思考は突如シャットダウンした。 美術館の警備に当たっていた県警の祖父江と共に四季の行方を捜す新藤。彼女の靴から見つかった脅迫状。何者かに四季が拉致されたという事実に新藤は混乱した。 (―夏― より) 講談社ノベルスの<春><夏><秋><冬>を1冊に纏めたものです。 春は幼少時代、夏はFの事件前、秋はFの事件後、そして冬はそれよりももっと時代が下がってます。 四季を中心にして書かれてあるので、Fを読んでる人なら素直に入れると思います。が、個人的に犀川&萌絵(+瀬在丸シリーズ)を片してからの方が良かったかも……と少し後悔しました。 Fしか読んでない私が言うのも妙で、憶測なのですが、この作品はある意味集大成的で、作品自体もさることながら、人物リンクに面白味を付加してるんじゃあ無いかしら、と思ったので。 「ここでこういう風に繋がるのか!おお!」という感動がFだけだと激薄。なので勿体無かった。 個人的に好きなのは<夏>。判りやすいというのと、Fの事件の前の事件(判りにくい:笑)――つまり、四季が妃真加島の研究所に監禁される要因を作った事件が書かれてあるので、とっても楽しく読みました。<春>も興味深いのですけどね。 <秋>は、四季が軸というより萌絵が軸になってる気がして、四季スキーの私には不評(笑) 犀川と萌絵のキャラは琴線に引っかからないんですよ(Fしか読んでないくせに)。むしろ瀬在丸の方が好き。 <冬>は私には手強かったです。ある事実が判るのは面白いのだが、どうも自分の中での咀嚼が今ひとつ。これは人物リンク同様、何かが自分の中で欠けてる(情報不足・記憶不足)所為だと思ってるので、これまた読む順番を間違えたかも、と思ったり。 いっそのこと、春→夏→F→秋→冬 と読んだ方が私には良かったのかもなぁ。
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