沈むさかな の商品レビュー
第1回「このミステリ…
第1回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作。みずみずしい文章で描かれた成長小説です。
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ダイビングの魅力と謎…
ダイビングの魅力と謎解きが融合したサスペンスミステリーの傑作!かなり分厚い本です。
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ダイビングをテーマに…
ダイビングをテーマにしたミステリー作品。前半はダイビング描写が詳細に表現され、未経験者も十分に理解できる。ひとりのダイバーの死から急展開し大きな闇の全貌が見え隠れする。
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ミステリーじゃなくて…
ミステリーじゃなくて海洋青春冒険物語でよかったのでは?モチーフは悪くないのに、文章力(殊に「伝える」という配慮)・構成力ともに不十分なため、わかりづらくて苛立つ部分も。終盤の謎解き部分は特にまとまりがなく、「ご想像にお任せ」的な処置も散見されて爽快感ゼロ。地の文で主人公を「きみ」...
ミステリーじゃなくて海洋青春冒険物語でよかったのでは?モチーフは悪くないのに、文章力(殊に「伝える」という配慮)・構成力ともに不十分なため、わかりづらくて苛立つ部分も。終盤の謎解き部分は特にまとまりがなく、「ご想像にお任せ」的な処置も散見されて爽快感ゼロ。地の文で主人公を「きみ」と表記される違和感は最後まで拭えなかったし、そうした理由であると思われる主人公の●●の話は必要ない気がした。スイマーだった主人公がダイバーになり、クライマックスで再びスイマーになる瞬間が個人的には好き。青春の蹉跌も好感持てるだけに
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父親の死の真相を探る…
父親の死の真相を探る17歳の物語。やりたいこともわからずにいた時期、ダイビングに出会いのめり込む。17歳が子供から大人への分岐点だというような作品。作中、様々な経験や、事実を知るたびに成長してゆきます。父や憧れの人の見方が前半と後半とでは全く違うので、自立しつつある主人公の様子を...
父親の死の真相を探る17歳の物語。やりたいこともわからずにいた時期、ダイビングに出会いのめり込む。17歳が子供から大人への分岐点だというような作品。作中、様々な経験や、事実を知るたびに成長してゆきます。父や憧れの人の見方が前半と後半とでは全く違うので、自立しつつある主人公の様子を見られます。基本的にはミステリーですが、青春期の葛藤などもあります。物語が急展開しますが、それまでが退屈かも。
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感想!
第1回「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞受賞作。ミステリ+青春小説+ダイビングもの(?)と、盛りだくさんの内容です。己の無力さを感じながらも、懸命に父の死の謎を追う主人公の、成長する姿がイイ。
mari104
また、スクーバがしたくなった、が一番の感想。 プールで初めてレギュレーターをくわえた時のゴム臭さ、水面が遥か上方で波を見あげるといった非日常の光景、海の中でのもまれ海の怖さを知った感覚が蘇えった。 スクーバでの描写は経験あるものならば『わかる、わかる』といった感じで入り込める。 ...
また、スクーバがしたくなった、が一番の感想。 プールで初めてレギュレーターをくわえた時のゴム臭さ、水面が遥か上方で波を見あげるといった非日常の光景、海の中でのもまれ海の怖さを知った感覚が蘇えった。 スクーバでの描写は経験あるものならば『わかる、わかる』といった感じで入り込める。 しかし、冒頭から物語の語り手が第三者で最後までその視点の主は現れない。もしかしたら“◯”なのかな、と思ったが定ではない。 主人公が感じていることの描写は細かで、思春期独特の青く硬い果実の様な心情は懐かしく感じた。 ミステリーとしては、伏線回収が充分でなく、壮大な陰謀や犯罪行為は主人公と、その協力者の推理でしかなく、結局悪は裁かれないし、くじかれない。 私自身、医療職であり、かつダイビングもダイブマスター前まで行った経験があるため、ダイビングの熟練者がこんなことするか?とか、医療行為も“?”が10個くらいでてしまうこともあった。 また物語の最初からミスリードも多くあり 『あれはひっかけだったのね…』と思わされそこはちょっと幻滅した。 辛口になってしまったが、ミステリーとてでなく青春小説・海洋小説としてとても楽しめた。
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1610 第一回このミス大賞の優秀賞。ダイビングサスペンスミステリーって感じ。雰囲気はあるがいまいちのめり込めず。人物に感情移入できず、まぁある意味ラストで納得?
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舞台は藤沢の鵠沼が出てきて夏に読むのはピッタリかな。ただ、終わりはしっくりこない。 前半はスキューバの話ばかり。後半からようやく物語が展開していく。
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このミス 受賞作と言うことで読んでみました。 いろいろな伏線が、はりめぐらされていることは、作者の丁寧な描写からなんとなくわかっていたけど、そのためか、物語のスピード感が、ちょっとゆっくりで途中までは読むのが辛かった。 疑問に残ったのは2点 ・殺人そのもの ・水泳教室に通...
このミス 受賞作と言うことで読んでみました。 いろいろな伏線が、はりめぐらされていることは、作者の丁寧な描写からなんとなくわかっていたけど、そのためか、物語のスピード感が、ちょっとゆっくりで途中までは読むのが辛かった。 疑問に残ったのは2点 ・殺人そのもの ・水泳教室に通っていた『きみ』が、いくら初心者としてもダイビングの練習中での慌てブリ(途中、伏線もあるが・・) あれ読んでいたら ダイビングのライセンス取得がとんでもなく難しいように感じてしまう。あんな慌てなくても取れると思うけど・・
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