衝動買い日記 の商品レビュー

鹿島茂(著者)

「格安パックツアー(…

[文庫ＯＦＦ]

「格安パックツアー(台湾）」の部分がなぜか心に残り、いままで１度も海外へ行くのにツアーなんて利用したことがなかったのに、先日初体験しました。ツアー選択の際の注意点も著者の観点で書いてあったし、何より「ツアーもいいかも」と思わせてくれました。しかし、男性でそこそこ自由に使えるお金がある人は、この著者のようにパックツアー使うんですか？？？

タイトルにあるとおり…

[文庫ＯＦＦ]

タイトルにあるとおり、鹿島茂氏が衝動買いしたものに関してつづったエッセイです。

2023/10/24

感想
ほしいから仕方がない。家に帰って値段を知る。あ、そんなに高かったんだ。でも手に入れた満足感があまりに大きい。だから次の一目惚れを待つ。

2018/11/25

"誰しも、衝動買いの経験があるだろう。著者はフランス語を教えている教授。著書も多数ある著名人。ワインとチーズに目がない。こうした日常品の衝動買いだけではなく、高価な物もついつい購入してしまう。
フランス訪問時に古本屋をめぐるときの作法の話はとても面白い。フランスの古本屋では、明確に探している本を告げないような冷やかし（ただ見ているだけの）客は相手にしてくれないのだそうな。そこで、希少な本で早々ありそうもない本を毎回店主に告げ、店内を探索するそうだ。ところが、ある日あるはずが無いと思っていた本が「ございます」と言われた時の心境がとても面白い。
この本のテーマであれば、とめどなくネタがあふれ出るが、日常生活を吐露し続けることにもなり、本気で取り組む場合は覚悟が必要で、著者の覚悟は十分に伝わってくる。"

2018/06/15

鹿島茂先生のハードな衝動買い日記。文章がおもしろく、2017年の読み納めにいい感じでした。しかし男性の買い物っていろいろプライドが絡んできて厄介なんだなーとも思いました。ふくらはぎは私も冷えるのでふくらはぎ温め器はほしい！

2014/05/18

「女たちにはわかってもらえない、男の衝動買い心理をも絶妙に描写した顛末記。」
とのタイトル通りの内容。

最近はものを買わない若者が多いというが、誰でも「いいな」と思ったらあまり頓着せずに買うor買いたくなってしまうカテゴリのものはあると思う。
その決断をしてしまう際の自身の心理的葛藤と、周囲（家族）との軋轢、そして大抵の場合やっぱり買うんじゃなかったという顛末と、それにも拘わらず決して懲りない心理。
これを１つのアイテムにつき５～６ページで軽快に書いてゆき、なかなか面白い。

ザ・暇つぶし読書の最たるものな気はするが、自分の衝動買いの顛末を他人に語る際に、思わず本書の影響が出てしまいそうである。

2013/05/29

フランス文学者の衝動買い日記。腹筋マシーンから香水、ワイン・チーズ、ごろ寝スコープ、毛沢東・スターリン人形など、実用無用の衝動買い生活を軽やかにしたためた日記。肩の力の抜け方が絶妙。フランスのことはよくわからないが、本好きで物欲三昧な自分にとっては非常に共感が持てる一冊だった。こういう日記を書いてKindleで出版しちゃいたいくらい（笑）。

2011/12/02

著者は大学教授（フランス語）。フランスの食品を衝動買いするくだり、とくにおすすめのチーズの項を読んで、思わずスーパーに走る。
ソシエテ社のロックフォールは、私には塩気が強すぎるかな。でもパッケージの工夫が素晴らしい。山羊チーズのクロタンは、後をひく味。（でも「糞」って意味らしい・・・。）これでワインが飲めたらねえ。つまんないねー、下戸。

2009/10/07

ワインとチーズで酔いたくなった。理由のない買い物ほぼなんてないけど、その理由は本人以外知る由もなく。けれども私たちは知りたがり、知らない世界に参加したかのように。

2009/10/04

他人の眼にはバカバカしいものでも
本人にとってはどうしても必要なもの。。

そういうのって、衝動買いしちゃうますよね。
わかるわかる。。

「衝動買いしたものたちのその後」も
文末におさめてあって、楽しいです♪