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晴れた日は巨大仏を見に の商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2016/10/18

この本のカテゴリーを何にしようかと迷った。宗教本でいいのか旅行本で良いのか?結局、宗教のカテゴリーにしたのだが本屋ではどの棚に並べていたのだろう。 で、本の内容は日本にある巨大物16体を見物(参拝)した見聞録である。書き手があの宮田珠己なので面白さは約束されたようなものだ。

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2015/09/16

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA67576774

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2011/10/17

タマキング作品3作目だったのですが面白くない! 期待していたタマキング節もイマイチ… 同行スタッフのコメントに関してはまったくつまらない! タマキングの毒を浴びたくて読んでいるので、スタッフネタは不必要! なんか残念…

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2011/06/13

思ってたより雑。たまきさん言うほど巨大仏に興味あるのかな?という点と、笑いを担当編集者の力を借りてる点がイマイチポイント。

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2011/01/10

図書館で借りて、最初の章を読んだ後しばらく放置していました……。 巨大仏を見に行くところと、その仏様の説明の描写はとても宮田さんらしくおもしろいのだけれど、ときどき出てくる「見に行く意味」みたいなこととか「ぬっ」のことであるとか、そういうのが私には面倒くさくて…。少々読み飛ばして...

図書館で借りて、最初の章を読んだ後しばらく放置していました……。 巨大仏を見に行くところと、その仏様の説明の描写はとても宮田さんらしくおもしろいのだけれど、ときどき出てくる「見に行く意味」みたいなこととか「ぬっ」のことであるとか、そういうのが私には面倒くさくて…。少々読み飛ばしてしまいました。 でも確かに巨大仏というのは、見てしまう何かがあるなぁ。 私は中学時代、部活の試合で大船まで電車で行ったことが数回ありますが、その度に現れる大船観音に「なんだあれは!」といちいち驚いていました。

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2015/01/15

タイトルが気になって、読んでみました。 初め、著者は仏像ガールかと勘違いしましたが、全く違って、しかも男性だということに、2章に入ってから気づきました。 いとうせいこう・みうらじゅん氏の『見仏記』のおもしろさを思い出しましたが、著者もその点をとても意識しているらしく、本文中に書名...

タイトルが気になって、読んでみました。 初め、著者は仏像ガールかと勘違いしましたが、全く違って、しかも男性だということに、2章に入ってから気づきました。 いとうせいこう・みうらじゅん氏の『見仏記』のおもしろさを思い出しましたが、著者もその点をとても意識しているらしく、本文中に書名を挙げて「類似品に注意というか、私が類似品である。」と堂々と書いています。 この本は、日本に16体ある高さ40m以上の巨大仏を、全て訪れた探訪記です。 ちなみに40mとは、ウルトラマンの身長。ウルトラマン以上の大きさの仏像という基準だそうです。 着眼点がおもしろく、確かに初めに紹介された牛久大仏などは、読んでいて、とぼけたおかしさがふつふつとこみ上げてきます。 ただ、どんどん他の仏像が紹介されていくうちに、単調に思えて、少し飽きてきました。 一つ一つの仏像の特徴を交えながらの自分達の珍道中顛末記は、読んでいて楽しいはずなんですが。 著者は、特別仏像に造詣が深いわけでも、仏教に興味があるわけでもなく、ただ巨大仏という、常識的にはありえない大きさの存在のキッチュさを確認しようという思いつきのもと、この企画の実行に踏みきったそうです。 やはりそこに、作品の深さの限界があるように思いました。 どうしても『見仏記』を基準として読んでしまうため、知識も偏愛もたっぷり深い、いとう・みうら両氏の筆力に比べると、どうしても底浅の印象をぬぐえません。 もっと、(私もぜひすぐ見てみたい!)と思わせる、対象物への愛情が、文章に込められていないと、単なる報告書に過ぎなく思えてきます。 自分と担当者という訪問メンバーのとぼけたやり取り、そして仏像を見て著者が抱いた感想や妄想の記述がメインになっていますが、こういったオバカなテーマを掲げている以上、読者が期待しているのは、著者がそのオバカさにメロメロだという情熱をドカーンと撒き散らしてくれることで、やはりそこも『見仏記』に学ぶべきところではないかと思います。 また、高さがあるからと行って、大阪万博記念公園の「太陽の塔」訪問記まで載せるのは違うだろうと思いました。 いくら太陽の塔が突っ込みどころ満載のものでも、巨大仏巡りと銘打っている以上、そこはストイックにテーマに沿ってほしいものです。 そうでなければ「番外編」として分けてもらいたいのですが、普通に章立ての中に入っていました。 あとは、写真ももう少しあるとわかりやすかったです。 仏像内部は撮影禁止かもしれませんが、その場合にはイラストで紹介してくれる親切さがほしいなと思いました。 この本には、いとうせいこうさん役はいなかったようです。 もっと、ぐいぐいと巨大仏にはまらせてくれる本かと思いましたが、本の分厚さの割には、自分はそれほど得るところも笑うところもなかったのが、残念です。 この本で一番冴えていると思ったのは、著者による「マヌ景」という言葉の定義でしょう。 私も、著者と同じく、巨大仏を初認識したのは大船の観音様でしたが、それにしても、日本の各地に、巨大仏がたくさんあるんだなあと驚きました。 一番気になったのは、脱線話で紹介されていた、「屋根の上にみかんが乗っている唐津市の小学校」です。 調べてみたら、成和小学校という学校でした。

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2009/12/06

くだらないオモシロ本と思いきや、意外と深い味わいを感じた。 坂口安吾とリンクさせて書いているくだりや、巻末のデータ集など、夏休みの自由研究のような真摯な姿勢が私は気に入ったので、★5つ。 とはいえけして、万人に受ける1冊とは思えないけれど、著者のある意味フィールドワーク的な感覚に...

くだらないオモシロ本と思いきや、意外と深い味わいを感じた。 坂口安吾とリンクさせて書いているくだりや、巻末のデータ集など、夏休みの自由研究のような真摯な姿勢が私は気に入ったので、★5つ。 とはいえけして、万人に受ける1冊とは思えないけれど、著者のある意味フィールドワーク的な感覚に興味を覚えれば、読んで損はない1冊。

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2009/10/07

奇妙な人工物に興味津々の著者、今回の矛先は”巨大仏”。 ウルトラマンよりもデカイ巨大仏が住宅街ナメにド〜ン!と立っている写真は壮観。こんな場違い的な巨大仏がこの狭い日本に数多く存在していることにまず驚き、著者のツッコミに爆笑、同行者の言動に唖然! ”巨大仏”単体ではなく周り...

奇妙な人工物に興味津々の著者、今回の矛先は”巨大仏”。 ウルトラマンよりもデカイ巨大仏が住宅街ナメにド〜ン!と立っている写真は壮観。こんな場違い的な巨大仏がこの狭い日本に数多く存在していることにまず驚き、著者のツッコミに爆笑、同行者の言動に唖然! ”巨大仏”単体ではなく周りの風景を含めた景色を「マヌ景」と称して面白がっている視点がいい。<住宅街にド〜ン><田んぼの真ん中にド〜ン><林にド〜ン>と、この狭い日本に「マヌ景」は実に豊富。 これぞエンタメ・ノンフの視点。

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2009/10/04

著者の作品のなかでは一番完成度が高いのではないかと思う。 知的好奇心を刺激し、 私のこころにある「ぬっとあるもの」への感覚を呼び起こし、 笑いあり、笑いがさらにあり、 意味不明になり、 とりこになる。 近いうちに坂口安吾の『日本文化史観』を読んで、 次の休みは大...

著者の作品のなかでは一番完成度が高いのではないかと思う。 知的好奇心を刺激し、 私のこころにある「ぬっとあるもの」への感覚を呼び起こし、 笑いあり、笑いがさらにあり、 意味不明になり、 とりこになる。 近いうちに坂口安吾の『日本文化史観』を読んで、 次の休みは大船観音でも見に行こうか。

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2011/07/16

注・仏教本でも巡礼本でも無いです。最近笑いと活字が足りない人に。てか、まじめにこれらの大仏拝んでた人はなんか恥ずかしくなってくるんじゃね? 拝んでる場合じゃない!そこ笑うところだからww

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