子どもの絵をダメにしていませんか の商品レビュー
大人の口出しで子ども本来の持つ力を潰してしまわないように… これは絵だけでなく、勉強など他のことにも通じると思いました。 子ども自身が育つのを大人は見守るだけで良いのだなぁ。
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子どもが絵を描くことは、世界を、物事を認識すること。大人の言葉かけによっては、そうやって子どもが、自分の力で世界を認識していく過程を邪魔してしまう。世界の物事を認識する力を損なってしまう。ということかな、と。その考え方がおもしろいなと思った。 語り口にクセがあるのと、けっこう強...
子どもが絵を描くことは、世界を、物事を認識すること。大人の言葉かけによっては、そうやって子どもが、自分の力で世界を認識していく過程を邪魔してしまう。世界の物事を認識する力を損なってしまう。ということかな、と。その考え方がおもしろいなと思った。 語り口にクセがあるのと、けっこう強い言葉も使われているうえに、断定口調なので、読むのがしんどい人もいるかもいるかもなぁと思う。あと、家庭での母親の役割にばかり言及されていて、父親の影が薄いのが、時代なのかなという印象… 子どもの描く絵が年齢で分けられているけど、発達は個人差があるやろな、とか、子どもの絵を強制された絵だと評する根拠は著者の経験値なのかなとか(きっとたくさんの子どもの絵を見てきていると思うので…)、その経験のない私には、評を読んでもよくわからないところもあるなぁとか、気になるところもありつつ、参考になるところもたくさんあった。 子どもの絵は、見るものでなく、聞くもの。 (でも、何を描いているか聞かなくても/わからなくても、ただ見て良いなと思ったりもする) 自分の子どもの絵がこの先どう変化していくのかも楽しみ。 実際の子どもたちの絵がたくさん載っていて、見ていて楽しかった。
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子供に絵を教えてはいけない。ということが書かれていますが、全く家で絵を描かない子にはどうすればいいのかわからない。 子供に早く文字を教えられた子についての記述は、驚いた。気をつけたい。
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身につまされる思いです。 何事にも、子どもの世界に親が口出しして良いことなどないと再確認しました。、
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年齢に応じた自然な絵の形を知ることができて興味深かった。 塗り絵は7歳以降、幼児期は単色で充分、可哀想な絵などとなかなか刺激的な記述もあったものの、絵を描くという本質や発達の手順が理解できたのはよかった。 これを手に取ったきっかけは、娘の絵への不満だった。お友達が「ちゃんと意...
年齢に応じた自然な絵の形を知ることができて興味深かった。 塗り絵は7歳以降、幼児期は単色で充分、可哀想な絵などとなかなか刺激的な記述もあったものの、絵を描くという本質や発達の手順が理解できたのはよかった。 これを手に取ったきっかけは、娘の絵への不満だった。お友達が「ちゃんと意味のある絵」を描いている中、同じような色でぐるぐる丸ばかり書いている娘に「紙の無駄」とまで言ってしまった。 顔を描いている娘に「耳は?足は?」などと言ったり、「三角や四角を書いてごらん」と言ったりしてそれが知育だと思っていた。 でもこの本を読んで、娘は健やかに絵を描いていただけだと気付いた。どんどん前に進む(ように見える)ことだけが重要ではないんだと気付かされた。今この本に出会って、自分の方が間違っていたのだと気づくことができてよかった。 この本が100%正しいと鵜呑みにするのは危険だが、こういう研究結果もあるというスタンスで自分の見地を拡げられたらと思う。
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年齢別に子どもの絵の発展について解説してある本。自由にのびのびと描かせることの重要性が示されている。別の幼児造形美術の本も読んでいたから違和感はなかったが、子どもの絵を「残念な絵」と表現してしまうのは、少し気になった。 「子どもらしい良い絵」の見極めができるようになったのは良かっ...
年齢別に子どもの絵の発展について解説してある本。自由にのびのびと描かせることの重要性が示されている。別の幼児造形美術の本も読んでいたから違和感はなかったが、子どもの絵を「残念な絵」と表現してしまうのは、少し気になった。 「子どもらしい良い絵」の見極めができるようになったのは良かった。親がお手本を書いたり、ぬり絵をさせたり、絵描き歌をさせるのは当分控えようと思う。 ------------------------- 3歳代の特徴 ・最初から意味付けをして描きます ・人間としての"表現"の絵への変わり目です お絵描きする時のポイント ・まだまだ形を教えてはいけません。顔や車や人間を描かせないように。 ・たくさんの丸や線で描いた絵の中身を聞いてあげましょう。
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10年以上ぶりに行った図書館で、 ふっと目についた、この本。 「子どもの絵は、大人の絵とは違う。 最初は黒一色で、 大人は形や色を教えてはいけない。」 など、非常に大事なことを教えてくれる本です。 息子(現在6歳)に、いままで 色や絵については何も言わず自由にさせてきまし...
10年以上ぶりに行った図書館で、 ふっと目についた、この本。 「子どもの絵は、大人の絵とは違う。 最初は黒一色で、 大人は形や色を教えてはいけない。」 など、非常に大事なことを教えてくれる本です。 息子(現在6歳)に、いままで 色や絵については何も言わず自由にさせてきましたが、 形は教えてしまったことがあったかもしれない、 絵を描きたがってないのに、 無理にかかせてしまったこともあったことを反省。 年齢ごとに絵の発達状態が説明されていますが、 いまとなっては、残念なことに 小さい頃の息子がどんな絵を描いていたか よく思い出せません。 いつからでも遅くはないですが、 出来れば1歳のころに、この本に出会って、 知っておきたかったなぁと残念に思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子どもの絵について、今まであまり意識していなかったので、 読んでみてよかったなーと思いました。 つい大人の視点で子供の絵を評価してしまいがちで 「足は?」「お空はこの色じゃないよ」なんてつい言ってしまいそうですが・・・ 子どもの発達に合わせた絵の描き方があって 基本的に著者は絵を教える必要は無いといいます。 ただ、「聞く」だけ。 著者のハキハキとした口調はたまに「ズキ」っとしますが のびのびと沢山楽しみながら描かせてあげたいなーと思います。
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こどもが1才になるまでに出会っていたかった本です。3才からでも遅くない!子どもに接する全ての親と保育士必読の書だと思います。形や色を教えること、大人がこどもに絵を描いてやること、ぬりえ、早期に文字を教えることの害・・・。思い当たることばかりです。汚すこと、土と水で遊ぶことの大切さ...
こどもが1才になるまでに出会っていたかった本です。3才からでも遅くない!子どもに接する全ての親と保育士必読の書だと思います。形や色を教えること、大人がこどもに絵を描いてやること、ぬりえ、早期に文字を教えることの害・・・。思い当たることばかりです。汚すこと、土と水で遊ぶことの大切さ。Q&Aで分かりやすく説明されています。
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