死に花 の商品レビュー
なかなか痛快なはなし…
なかなか痛快なはなしにびっくりした。はつらつしていた。
文庫OFF
有料老人ホームの仲間…
有料老人ホームの仲間達が、老人のイメージをがらっと変えてくれるような、元気でいきいきした生活をしています。笑えました。
文庫OFF
痛快!
介護老人施設で余生を過ごす、老い先短い……はずだが、非常(識)に元気な老人たちが紡ぐ、新感覚エンタテイメント登場。友人の死をきっかけに彼らが打ってでる、人生最後にして最大の博打とは?痛快です!
yama
年老いていくことの哀しさと怖さが、ユーモアを交えながら軽快に語られている。 自らの葬式を演出していた源田が届いた棺桶に入ってみる場面は、何か妙な感じがした。 順番に棺桶に入ってみる老人たち。 この人たちにとって死とはどんなものなのだろう? 老いるという言葉には「枯れる」というイメ...
年老いていくことの哀しさと怖さが、ユーモアを交えながら軽快に語られている。 自らの葬式を演出していた源田が届いた棺桶に入ってみる場面は、何か妙な感じがした。 順番に棺桶に入ってみる老人たち。 この人たちにとって死とはどんなものなのだろう? 老いるという言葉には「枯れる」というイメージがあった。 だが、源田の葬儀で起きた事件は、老人はけっして枯れてなどいないことを教えてくれる。 人生の最後に思い切ったことをした女性の心情が現実感のあるものなのかどうか。 わからないけれど…。 クライマックスはやはり老人たちが「死に花」を咲かせる場面だろう。 なぜか活き活きとしている老人たちの姿が、哀しくもあり、おかしみもあり。 それぞれの人生で得た経験と知識を総動員し、「死に花」を咲かせるべく奮闘する過程は読み応えがあった。 何歳になっても生きる目的がある人は輝いている。 そんなふうに感じた物語だった。
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8年ほど前から積ん読だったうちの1冊をやっと読み終ったよ。 老人ホームに入ってる人達が無茶をする話でした
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老いの寂しさ、いや老いてもまだまだとちょっと面白くなってくる。さすが年の功、と感心していたがラストが切ない。老いってこういう事なのか。後味が悪い。
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ナイスなおじいちゃんたちが銀行強盗を企てる。老人たちの青春小説。このおじいちゃんたち、私より断然元気です!老いるって悪くない。
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おじいちゃんたち、元気です。 こんな粋な老人が側にいたら毎日が楽しそうです。現在の日本は老いることに恐怖を覚えてしまう社会です。しかしそんな中で、かつてのスペシャリストたちは死に花を咲かせようと、持ち前の技でもって大バクチを打とうとします。 元気になれる一冊。
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銀齢の果てを読んだので昔読んでたこちらを追加。 人は老いても人生に華を咲かせられる。 恋もエロもやんちゃも犯罪も、老人が最期に輝いた日々を柔らかに綴った小説。 銀齢の果てが黒なら白 負なら正 生なら死 そんな小説
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いい感じに年齢を重ねた俳優さんたちを集めて映画化された作品。老人ホームで起きる事件や人生最後の博打がかった投資をユーモラスに描く…となってますが、そこまでユーモラスではないような。男性であることや富と名声に対する執着が泥のようにねっとりしていて纏わりつく感じがします。単に主要人物...
いい感じに年齢を重ねた俳優さんたちを集めて映画化された作品。老人ホームで起きる事件や人生最後の博打がかった投資をユーモラスに描く…となってますが、そこまでユーモラスではないような。男性であることや富と名声に対する執着が泥のようにねっとりしていて纏わりつく感じがします。単に主要人物たちを高齢にした小説という印象でした。
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